定例委員会の開催状況
第1 日 時 令和7年11月27日(木)
午前10時00分 〜 午前11時00分
場 所 国家公安委員会室
第2 出席者 赤間委員長、宮崎、竹部、野村、秋吉、相星各委員
楠長官、太刀川次長、森元官房長、重松刑事局長、早川交通局長、筒井警備局長、逢阪サイバー警察局長、飯濱技術総括審議官
服部審議官(生活安全局担当)
片倉首席監察官、伊藤参事官(国際担当)
第3 議 事
1 議題事項
(1)「犯罪収益移転危険度調査書」の作成・公表について
刑事局長から、「犯罪収益移転危険度調査書」の作成・公表について説明があり、原案どおり決定した。
秋吉委員より、「疑わしい取引の届出理由から読み取れる着眼点や商品・サービス別の危険度分析等、記載の内容は非常に具体的なものとなっており、特定事業者にとっても有効な報告と思われる。今後、複数回記載のある項目はある程度まとめて整理するほか、本調査書のメインはマネー・ローンダリングに悪用された主な取引等の分析と思われるところ、その記載箇所においては、各特定取引や届出等において共通する着眼点を併せてまとめて記載するなどしてはどうか」旨、宮崎委員より、「インターネット上で閲覧する場合、年々、記載の中から知りたい情報を見付けやすくなっている。一度の検索で、共通・関連する項目がまとめて確認できるようにするなど、工夫していただきたい」旨の発言があり、刑事局長から、「見る側の視点に立ち、情報がしっかり伝わりやすい構成になるよう改善してまいりたい」旨の説明があった。
(2)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について
国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。
2 報告事項
(1)国会の状況について
官房長から、国会の状況について報告があった。
(2)G7内務・安全担当大臣会合の開催結果について
参事官(国際担当)から、G7内務・安全担当大臣会合の開催結果について報告があった。
宮崎委員より、「SNSの利用に関しては、新しい文化としてどこかが主導して展開しなければならない時期に来ており、日本は非常に重要な役割を期待されているのではないか」旨の発言があり、次長から、「今回移民の密入国対策に関して共同声明を行ったように、課題を共有しているG7各国が結束してSNS事業者に働き掛けを行っていく必要がある。また、一部前進的取組を行う国があった場合、それを参考に対処していく方法もあると考えている」旨の説明があった。
(3)佐賀県警察に対する特別監察の実施状況について
刑事局長から、佐賀県警察に対する特別監察の実施状況について報告があった。
(4)監察の取扱い事案について
兵庫県巡査部長らによる麻薬及び向精神薬取締法違反事案に関し、同県警察は、同巡査部長らを免職処分とする予定である旨の報告があった。
(5)令和7年度警察庁補正予算(第1号)(案)の概要について
官房長から、令和7年度警察庁補正予算(第1号)(案)の概要について報告があった。
(6)電話番号偽装への対策について
刑事局長から、電話番号偽装への対策について報告があった。
相星委員より、「警察署等の電話番号を偽装するスプーフィング事案が発生してから事業者に対する再発防止の申入れまでの間、半年余りの期間を要した理由は何か」旨の発言があり、刑事局長から、「事業者において所要の措置を講じ、同種事案の発生が急減したことに加え、捜査への影響等を勘案して、このタイミングとなったものである」旨、長官から、「詐欺被害対策として、事業者に対策を求める必要があるものについては、できる限り速やかに働き掛けを行うよう、警察本部長会議でも指示しているところであり、しっかりと取り組んでまいりたい」旨の発言があった。
野村委員より、「事件による社会的インパクトの大きさに対し、偽装電話番号の通信元事業者が行政処分を受けない実情とのアンバランスを感じる。電気通信事業者に対する規制の強化といった議論や協議を、総務省と進めていく予定はあるか」旨の発言があり、刑事局長から、「関係法令の改正も含め、総務省と協議を進めてまいりたい」旨の説明があった。