定例委員会の開催状況
第1 日 時 令和7年12月18日(木)
午前10時00分 〜 午前11時40分
場 所 国家公安委員会室
第2 出席者 赤間委員長、竹部、野村、秋吉、相星、宮崎各委員
楠長官、太刀川次長、森元官房長、山田生活安全局長、重松刑事局長、早川交通局長、筒井警備局長、逢阪サイバー警察局長、飯濱技術総括審議官
小笠原審議官(国際担当)、片倉首席監察官
第3 議 事
1 議題事項
(1)人事案件について
官房長から、人事案件について説明があり、原案どおり決定した。
(2)監察の取扱い事案について
首席監察官から、警視庁警部補による地方公務員法違反事案に関し、12月23日、同庁は、同警部補を免職処分とするとともに、国家公安委員会の了承が得られれば、監督責任として、地方警務官2名を警務部長注意とする予定である旨の報告があり、原案どおり了承した。
秋吉委員より、「機密情報の取扱いに関し、アクセスが可能な者とそうでない者を役割に応じて厳格に分離し、しっかりと管理していく必要がある」旨、宮崎委員より、「情報に対するアクセス権の管理の厳格化とともにアクセス記録のチェックを確実に行う必要があるのではないか」旨の発言があり、首席監察官から、「業務の必要範囲内で適切に情報の取扱いが行われるよう、アクセス権の管理を厳格に行うほか、上司による細かな業務指導を実施してまいりたい」旨の説明があった。
宮崎委員より、「再発防止対策とともに、同僚との信頼関係崩壊により士気が下がらないよう、真面目に一生懸命仕事を行っている職員に対する激励も行っていただきたい」旨の発言があった。
(3)「ストーカー行為等の規制等に関する法律施行規則の一部を改正する規則案」に対する意見の募集について
生活安全局長から、「ストーカー行為等の規制等に関する法律施行規則の一部を改正する規則案」に対する意見の募集について説明があり、原案どおり決定した。
(4)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について
国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。
2 報告事項
(1)日韓警察協議(第10回)の開催結果について
審議官(国際担当)から、日韓警察協議(第10回)の開催結果について報告があった。
(2)アジア詐欺対策国際会議(Asian International Conference on Combating Fraud)の開催結果について
審議官(国際担当)から、アジア詐欺対策国際会議(Asian International Conference on Combating Fraud)の開催結果について報告があった。
(3)「刑事に関する共助に関する日本国とカナダとの間の条約」への署名について
審議官(国際担当)から、「刑事に関する共助に関する日本国とカナダとの間の条約」への署名について報告があった。
秋吉委員より、「共助の範囲に、ビデオ会議を通じた証言又は供述の取得や犯罪収益等の没収・保全等の手続が含まれており、これらが迅速化・義務化されることに非常に魅力を感じた。既に締結された同様の条約について、いまだ同種の取決めのない国もあるとのことであり、必要な改正を検討するとともに、条約に基づく仕組みを積極的に活用いただきたい」旨の発言があった。
宮崎委員より、「このような条約が締結されていない国に、締結を働き掛けていく予定はあるか」旨の発言があり、審議官(国際担当)から、「前向きに進めてまいりたい」旨の説明があった。
(4)令和8年度警察庁予算(案)の概要等について
官房長から、令和8年度警察庁予算(案)の概要等について報告があった。
(5)「技術の進展に伴う危険なドローン飛行への対策に関する報告書」について
警備局長から、「技術の進展に伴う危険なドローン飛行への対策に関する報告書」について報告があった。
宮崎委員より、「技術の進歩を法律が追いかけていく構図となっているように感じる。イエローゾーン等の範囲は施設を中心に設定されているが、移動中における危険等も懸念されることから、もう少し包括的な規定を設ける必要があるのではないか」旨の発言があり、警備局長から、「「重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律」の法目的は、小型無人機等の飛行による重要施設に対する危険を未然に防止することであるので、この目的に符合するものについては、同法の改正で対応し、それ以外の危険については、航空法や警察官職務執行法等の他法令を適用して対応することとなる」旨の説明があった。
秋吉委員より、「今後、ドローンの更なる進化に対しては、イエローゾーンの範囲の更なる拡大と並行して、同ゾーンにおけるドローン飛行の同意・通報手続の迅速化・簡略化も検討してはどうか」旨の発言があり、警備局長から、「イエローゾーンの範囲の更なる拡大に関しては、報告書でも将来的な見直しの必要性について触れられているところである。また、通報手続等の迅速化・簡略化に関しては、報告書でも指摘されており、対応を検討しているところである」旨の説明があった。
(6)令和8年新年一般参賀に伴う警備について
警備局長から、「令和8年新年一般参賀が行われることに伴い、令和8年1月2日(金)、所要の警備を実施する」旨の報告があった。