定例委員会の開催状況
第1 日 時 令和8年2月5日(木)
午前10時00分 〜 午前10時40分
場 所 国家公安委員会室
第2 出席者 赤間委員長、竹部、野村、秋吉、相星、宮崎各委員
楠長官、太刀川次長、森元官房長、山田生活安全局長、重松刑事局長、日下交通局長、千代延警備局長、逢阪サイバー警察局長、飯濱技術総括審議官
片倉首席監察官
第3 議 事
1 議題事項
(1)人事案件について
官房長から、人事案件について説明があり、原案どおり決定した。
(2)「ストーカー行為等の規制等に関する法律施行規則の一部を改正する規則案」について
生活安全局長から、「ストーカー行為等の規制等に関する法律施行規則の一部を改正する規則案」について説明があり、原案どおり決定した。
宮崎委員より、「ストーカー行為等の被害者に係る情報を加害者に提供するおそれがある者に改正法の規定に基づいて通知する際は、被害者の安全確保のため、本改正で様式が規定される通知・要請書の記載を通じて、不要な情報が、被通知者や、ひいては加害者に渡ることとならないよう注意していただきたい」旨の発言があり、生活安全局長から、「記載の範囲は、同様式に、「この通知及び要請を受ける者が保有する情報の範囲内」と記載要領を示しており、御指摘に沿った運用を徹底してまいりたい」旨の説明があった。
(3)三代目俠道会、太州会及び二代目浪川会の指定の確認について
刑事局長から、三代目俠道会、太州会及び二代目浪川会の指定の確認について説明があり、原案どおり決定した。
(4)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について
国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。
2 報告事項
(1)令和7年中の懲戒処分者数について
首席監察官から、令和7年中の懲戒処分者数について報告があった。
秋吉委員より、「職務放棄・懈怠によるものが前年と比べてかなり増加し、若手警察官が交番等でゲーム等を行っているものが多いようだが、待機中に時間を持て余しているといった実態があるのか。そうであるならば、対策として、幹部による巡視等といった業務管理の強化と合わせて、地域住民に感謝されて警察官としてのやりがいを感じるような仕事を更に奨励して評価するなどの取組も行ってはどうか」旨の発言があり、首席監察官から、「やるべき仕事があるにもかかわらず、それをやっていないため今回のような結果となっていることから、巡視を強化する一方、地域住民の期待に応える活動を行った交番等の勤務員を評価するような実績管理にも取り組み、好事例は全国に共有してまいりたい」旨の説明があった。
竹部委員より、「組織の中では、ある個人が疎外されている場合や組織自体に見合う仕事量がない場合に非違事案が生じやすい傾向があるところ、交番等の勤務形態には工夫の余地があるのではないか。また、令和7年中の懲戒処分者数が近年で最多というのは残念であり、昨年からの増加数は異常である。令和8年は正念場と思って、幹部クラスを含め組織の各層にしっかりと手当していただきたい」旨の発言があり、首席監察官から、「幹部の管理が形骸化しないよう、警察署だけでなく、警察本部も含めて重層的にチェックを行うとともに、警察業務の在り方の見直しも必要であると考えている。委員御指摘のとおり、前年から100名近く被処分者数が増加していることは大変重く受け止めている。警察組織全体の規律の緩みが懸念される中、ここが正念場と認識して取組を進めてまいりたい」旨、長官から、「現状を大変重く受け止めている。しっかりと対策を講じてまいりたい」旨の説明があった。
宮崎委員より、「特殊詐欺等が大きな問題となっている中、仮装身分捜査等の新しい対策を行うに当たっては、警察が信頼できる組織であることが大前提であり、気を引き締めていただきたい」旨の発言があった。