定例委員会の開催状況
第1 日 時 令和8年4月9日(木)
午前10時00分 〜 午前10時40分
場 所 国家公安委員会室
第2 出席者 赤間委員長、竹部、野村、秋吉、相星、佐古各委員
楠長官、太刀川次長、森元官房長、山田生活安全局長、重松刑事局長、日下交通局長、千代延警備局長、逢阪サイバー警察局長、飯濱技術総括審議官
篠原審議官(犯罪被害者等施策担当)
第3 議 事
1 議題事項
(1)人事案件について
官房長から、人事案件について説明があり、原案どおり決定した。
(2)「警備業の要件に関する規則等の一部を改正する規則案」に対する意見の募集について
刑事局長から、「警備業の要件に関する規則等の一部を改正する規則案」に対する意見の募集について説明があり、原案どおり決定した。
秋吉委員より、「これらの規則等に規定されている罪は、様々な業態の許可等における欠格事由にもなるところ、その業態に照らして追加理由を整理する必要はないか。今回の改正で追加しようとする罪は、暴力団によって典型的に行われている実態があるのか」旨の発言があり、刑事局長から、「これら規則に追加される罪の選択には基準があり、一つは過去に暴力団が行ったものとして検挙された罪又は暴力団が行うおそれがある罪である。もう一つは、暴力的不法行為との関係に照らして選択することが合理的と考えられる罪であり、これらは暴力団だけでなく、暴力団が関与する匿名・流動型犯罪グループによって犯罪が行われている実態もある。今回の改正案は、既に規定されている罪との類似性・同質性も踏まえ、暴力団が敢行する合理的な情勢が認められる犯罪行為を追加するものである」旨の説明があった。
(3)「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則の一部を改正する命令案」について
「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則の一部を改正する命令案」について説明があり、原案どおり決定した。
(4)「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令案」に対する意見の募集について
交通局長から、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令案」に対する意見の募集について説明があり、原案どおり決定した。
(5)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について
国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。
2 報告事項
(1)国会の状況について
官房長から、国会の状況について報告があった。
(2)「被害者手帳」の作成・交付について
審議官(犯罪被害者等施策担当)から、「被害者手帳」の作成・交付について報告があった。
佐古委員より、「被害者等に寄り添ったとても素晴らしい取組だと思う。被害者等が引っ越しした際も一貫して支援に関する情報にアクセスできるように、電子化を含めた仕組みを検討いただきたい」旨の発言があり、審議官(犯罪被害者等施策担当)から、「被害者手帳のデジタル版を作成し、都道府県警察のウェブサイトからダウンロード等できるよう検討を進めているところである。迅速に作業を進めてまいりたい」旨の説明があった。
秋吉委員より、「被害に遭われた方の経験を踏まえ、知識面・心のケア面の両面に対して効果のあるものが作成されていると思う」旨の発言があり、審議官(犯罪被害者等施策担当)から、「今後、しっかりと活用してまいりたい」旨の説明があった。
(3)「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」の施行状況に関する国会への報告について
警備局長から、「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」の施行状況に関する国会への報告について報告があった。
3 その他
(1)愛媛県において発生した詐欺事件について
野村委員より、「愛媛県において約12億円の特殊詐欺被害が発生したと承知している。マネー・ローダリング対策が進む中、金融機関からの現金送金といった古典的な手口が利用されているところ、本件に関する問題意識について伺いたい」旨の発言があり、刑事局長から、「警察の対応における改善点を検討し、教訓事項として都道府県警察に情報共有を行っている。あわせて、最新の手口を周知するなどして対策を進めてまいりたい」旨の説明があった。