定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 令和8年8月6日(木)

午前10時00分 〜 午前11時05分

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 赤間委員長、竹部、野村、秋吉、相星、佐古各委員

楠長官、太刀川次長、森元官房長、山田生活安全局長、重松刑事局長、日下交通局長、千代延警備局長、逢阪サイバー警察局長、飯濱技術総括審議官

小笠原審議官(国際担当)

 

第3  議 事

1 議題事項

(1)人事案件について

官房長から、人事案件について説明があり、原案どおり決定した。

 

(2)「警備業法施行規則の一部を改正する内閣府令案」等に対する意見の募集について

「警備業法施行規則の一部を改正する内閣府令案」等に対する意見の募集について説明があり、原案どおり決定した。

 

(3)「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則の一部を改正する命令案」について

刑事局長から、「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則の一部を改正する命令案」について説明があり、原案どおり決定した。

 

(4)刑事に関する共助に関する日本国とカナダとの間の条約に基づく中央当局の指定について

刑事局長から、刑事に関する共助に関する日本国とカナダとの間の条約に基づく中央当局の指定について説明があり、原案どおり決定した。

 

(5)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

2 報告事項

(1)「匿名・流動型犯罪グループによる犯罪被害対策のための技術的措置に関する有識者検討会」の開催について

官房長から、「匿名・流動型犯罪グループによる犯罪被害対策のための技術的措置に関する有識者検討会」の開催について報告があった。

 

(2)第44回ASEANAPOL会合の開催結果について

次長及び審議官(国際担当)から、第44回ASEANAPOL会合の開催結果について報告があった。

竹部委員より、「国際的な枠組みの構築が加速化してきていると感じている。この機会を捉えて更に取組を進めていただきたい。また、インドネシアで開催される次回の本会合が有益なものとなるよう、今から必要な調整を行っていただきたい」旨、秋吉委員より、「素晴らしい取組が進んでいると感じている。このような機会を利用して、多くの国々の共通課題である国境を越える犯罪に関する情報共有を行い、被害品の追跡・凍結や犯罪の検挙につなげ、ひいては犯罪ビジネスの撲滅につながる仕組みを構築していただきたい。特に被害品の追跡・凍結については民間とも連携した枠組みの構築を進めていただきたい」旨の発言があった。

 

(3)監察の取扱い事案について

石川県警部補による危険運転致傷等事案に関し、同県警察は、同警部補を免職処分とする予定である旨、広島県巡査長による酒気帯び運転等事案に関し、同県警察は、同巡査長を免職処分とする予定である旨の報告があった。

 

(4)「令和8年熊本地震」に伴う警察活動等について

官房長、生活安全局長、刑事局長、交通局長及び警備局長から、「令和8年熊本地震」に伴う警察活動等について報告があった。

秋吉委員より、「発災直後に警察庁に警備局長を長とする災害警備本部を設置して、その後速やかに長官を長とする非常災害警備本部に改組し、多くの警察官やヘリコプターを熊本県へ迅速に出動させたことは、日頃の訓練の賜物と評価したい。なお、被災地への物資輸送が停滞しているといった報道もあったが、機動力に優れている警察が輸送の協力を行うといったことも考えられるのか伺いたい」旨の発言があり、長官から、「物資の輸送体制については、10年前に発生した熊本地震の経験を踏まえ、関係省庁や関係業界において取組が進められているものと承知している。警察としては、交通規制や交通整理等の対応を行うことにより、必要な支援を行ってまいりたい」旨の説明があった。

 

3 その他

(1)アクセス・無害化措置に係る国家公安委員会の関与の在り方について

サイバー警察局長から、アクセス・無害化措置に係る国家公安委員会の関与の在り方について報告があった。

野村委員より、「手続に係る負担が大きい印象がある。行政手続と具体的措置は並行して行うことができるのか」旨の発言があり、サイバー警察局長から、「措置に係る手続が確立すれば、迅速化が進むものと見込んでいる。事前調査に基づいて行政手続が進められるが、承認が必要なものは承認を得てから行うこととなる」旨の説明があった。

秋吉委員より、「警察・自衛隊により共同対処を実施することとされた場合、国家公安委員会からの要請又は同意を行う際の判断要素は何か。また、アクセス・無害化措置は段階的に行うものなのか伺いたい」旨の発言があり、サイバー警察局長から、「国家公安委員会には、警察のみで対処を行うことが困難かどうかを判断していただくこととなる。また、御指摘の段階的な対処については関係機関と議論を進めているところであるが、行い得る措置についてサイバー通信情報監理委員会から承認を受けることとなる」旨の説明があった。