岡崎国家公安委員会委員長記者会見要旨

(平成23年1月11日(火) 11021108 於:警察庁18階第4会議室)

 

1.発言要旨

 私は、これまで障害者施策推進のために、障がい者制度改革推進会議を開催し、この議論を重ねてまいりましたが、昨年の1217日にこの制度改革の推進のための第2次意見が取りまとめられました。同日、私はその内容について受け取りまして、障がい者制度改革推進本部の副本部長として受け取ったわけでございますけれども、この第2次意見を踏まえて、次期通常国会において、障害者基本法の改正案を各省庁とも調整をしながら、提出をしていきたいと思っております。本日の閣僚懇において、各大臣に対しましても、この推進会議は当事者の皆さんたちの思いが述べられて、議論が積み重ねられてきたものでございますので、その意見をしっかりと踏まえた上で、法律の改正を行っていきたいので、ご協力をよろしくお願いしますと申し上げました。

 以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)本日の読売新聞の朝刊で、江崎孝氏の政治資金パーティーについて、自治労主導で、収容人数を大幅に超える政治資金パーティー券を購入したと報じているんですけれども、そもそも出席するはずもないパーティー券をまとめ買いするということそのものが脱法的な団体献金に該当するという指摘があるのですが、そもそも政治資金規正法でこういったまとめ買いするということについて、特段規定がされていないということが原因なのですが、これについて今後法改正だとか、そういったことも含めて、ご見解を伺いたいと思います。

(答)その報道は、テレビのほうで今朝知ったわけなのですけれども、政治資金規正法の中身について、まだまだ不十分な点があるというのは私も承知をしております。この点について、党のほうでも議論を重ねて、改正すべきだという方向になりましたら、国民の皆さんに疑問を与えないという意味でも、大切なことであろうかと私自身は思っております。

   党がどのような感じになっていくのかは、これからの議論を待ちたいと思っております。

(問)閣僚懇談会の後、岡崎大臣は総理と会われていたようなのですけれども、どんなお話をされたのでしょうか。

(答)第3次男女共同参画基本計画が昨年閣議決定されたわけですけれども、国際婦人年以降、この問題について、ずっと取り組んでこられた38のNGOの団体の皆さんたちが総理を訪問されました。この第3次計画はこれから5年間の活動を定めたものでありますので、これが実現できるよう、次の通常国会では、ぜひ総理に男女共同参画の問題を大事にしていただき、計画をしっかりと踏まえていただきたいという、そういうようなお話がございました。

(問)正月に発覚しましたおせちの苦情問題なのですけれども、消費者庁としまして、業者、社長への事情聴取の日程など、今後のスケジュールなどがありましたら、教えていただけますでしょうか。

(答)そのことについては、まだ検討されておりません。

(問)聴取する、しないについても、まだ検討されてないということですか。

(答)これははっきりと法律違反であるというようなことが明確になりました場合には、いずれの場合でも、しっかりとそのことについて取組を消費者庁としてもしていかなければいけないと思っております。

 

(以    上)