1 日時 平成23年11月25日(金)9:36~9:41
2 場所 警察庁第4会議室
3 概要 おはようございます。御質問、どうぞ。
問 総理と残って話されていましたけれども、どのような御報告を。
答 例の家族会を11月23日、定例的にやっている家族の皆様との御懇談で
すけれども、その時のお話の内容等々を申し上げたことと、それから、拉致
の担当大臣として、こういう方向で進めていきますと、こういう御了解をい
ただいたと、そんなところです。
問 消費税の関係なんですけれども、年内に一体改革の大綱がまとまると思う
んですが、そこに税率や時期といった数字をどこまで書き込むべきかという
お考え、大臣からお聞かせいただけますでしょうか。
答 今、そういう前提でお話がありましたけれども、具体的には、それは党の
税調でやっていることですが、どこまでやっているか、どこまで行くのかと
いう方向性もまだ確たるものではないと思っております。むしろ周りのほう
が色々騒いで─騒いでというかにぎにぎしいですが、その辺のところはまだ、
思いはお持ちの方もいらっしゃいますが、そこまでの体系にはなっておりま
せん。
問 先ほどの総理への報告の中で、「こういう方向で進めていく」というのは、
どういう方向かというのを差し支えない範囲で教えてください。
答 差し支えがあるから具体的には申し上げられませんが、要するに、御家族
のケアや御意見、御意向を承っているということには、また万全を期してい
かなければならないというのが1つですが、いま一つは、拉致された皆様に
対する情報をしっかりと掴んでいかなければいけないということが2つ目で
すが、何はともあれ、直接の交渉に入っていく、そういうお膳立てに向けて
進めていかなければなりませんので、今、色々なシグナルはあちこちにあり
ますが、やはり本筋を見極めながら、その解決に向けて進めていかなければ
ならないという、極めてオーソドックスなことを今申し上げているわけです
けれども、概念的に言えばそういうことです。
問 日米地位協定の運用の見直しで、公務中の軍属についても起訴できること
になっておりますけど、それについて大臣、どのようにお考えでしょうか。
答 一国会議員ならお答えをしますけれども、国家公安委員長という立場です
と、今、外務省で進めていることについては、差し控えさせていただきます。