１ 日時 平成２５年２月２２日（金）１０：３８～１０：４４
２ 場所 内閣府本府１階会見室
３ 概要 今日の閣議は、総理が米国首脳会談で不在でございますので、麻生代行が
進行されました。特に御報告することはございません。
私の方から、まず明日ですけれども、家族会の方が三田の友愛会館で家族
会の総会を開催されますので、私は御出席させていただこうと思っておりま
す。ちょうどその時に、去る２月１８日に拉致問題のチャリティコンサート、
不肖、私がクラリネットを演奏してコンサートを行いましたけれども、この
ときに支援金をいただきました。この支援金をちょうどこの家族会の総会で
ございますので、お渡ししようということで計画させていただいております。
それから、もう１点、一昨日の参議院予算委員会でも、武見敬三委員の方か
らの質問に対して、私がお答えする形、ただ、答弁時間がなくて何かタイム
アップになって詳しくお話しできませんでしたので、改めて説明させていた
だきますが、拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題の対処に関する
法律、いわゆる議員立法、人権法案ですけれども、この４条に人権啓発週間
を行うという、政府主催と、こうなっておりました。今までは、例年ですと
年末に日本だけではなくて、世界から関係者を招へいしてシンポジウムをや
ったり、あるいは夜にレセプションをやったりという取組をしておりました
が、今年はゴールデンウィークを計画いたしておりますが、ワシントン並び
にニューヨークでこの会を開会をしたいと考えております。今それに向けて
計画させていただいております。外務省も全面協力をいただけるということ
なので、しっかり外務省とも連携しながら取り組んでいきます。ワシントン
では、政府関係者や議会関係者、あるいはシンクタンクの関係者の方々にお
声をかけて、この取組をしたいと思っています。一方で、ニューヨークでは、
国連の関係者にも是非お声かけをさせていただいて、この政府主催の会議を
開かせていただきたいと思っております。ちょうど３月末までには、国連の
いわゆる新たな調査メカニズム、具体的には北朝鮮の人権に関する委員会、
この設立を要請しております。おそらくそういう方向になっていくんだとい
うふうに私は予測いたしておりますが、この時点で実際に人選等が決まって
いるかどうかは、はっきりいたしませんけれども、そういった国連への働き
かけの強化の一環としてこういった会議、あるいはシンポジウム等々を開か
せていただきたいと思っております。おそらくこれは国外でやるのは初めて
のことだと思います。
以上です。
問 ワシントン、ニューヨークそれぞれイメージとしては、今国内でされてい
るような、パネリストの方を呼んでのシンポジウム、あとレセプションのよ
うになるのでしょうか。
答 そうです。これは今３ヶ月の短期間の間に仕上げなければいけないという
ことで、相当スタッフの皆さんにも督励をして、詳細に詰めるようにという
ことで今取り組んでいます。まだ、どういう形になるかは、はっきりとした
フィックスしたものはまだ出来上がっていませんけれども、常識的にはそう
いう形でシンポジウム、あるいは懇親会、関係者との懇談会というような形
になるでしょう。
問 国内だと人権週間の間で何回かいろんな大学とか、シンクタンクとか場所
を変えてやるんですか。
答 それは向こうの日程の問題もありますし、どういうかたちが一番効果があ
るかということをしっかりと検証して、決定させていただきたいと思います。
せっかく海外でやらせていただくことなので、できるだけその効果、そして、
拉致問題に対する認識を共有させるということが目的でありますので、対応
していきたいと思っております。
問 関連して毎年議連の方とか、家族会の方もゴールデンウィークの辺りに訪
米しているのですけれども、その辺り連携していくお考えがあるのかという
点と、大臣自身がアメリカに行かれて説明するとか、どういった方が日本か
ら参加するのか教えていただけますか。
答 まず、最初の質問ですけれども、もう既に家族会、議員連盟の方々にはこ
ういった形でやりますので是非同行をいただきたいという要請はしておりま
す。それと二点目ですけれども、もちろん私は出席したいと思っております
が、国会の状況がありますので、できるだけこういった最重要課題でござい
ますので、国会でもお許しを頂いて是非私も出席をしたいという方向で考え
ています。