国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成25年2月26日(火)8:31~8:41

2 場所 内閣府本府1階会見室

3 概要  今日の閣議は、私の所管するものは、質問主意書の閣議決定でございまし
た。そのほか、特に報告するものはございませんが、外務大臣から閣僚懇談
会において、帰国の報告がございました。この中でも、拉致問題について総
理から自分の政権のうちに完全解決するとの決意を表明し、米国の理解と支
持を改めて得たと、こういう報告もございました。

      私の方から御報告でございますが、まず、東日本大震災二周年追悼式典に
ついてですけれども、来たる3月11日に天皇皇后両陛下御臨席の下、追悼
式典が行われます。そして、この2周年の追悼式に際して哀悼の意を表する
ため、国の行政機関における対応について定めさせていただいて、広く国民
の皆様に御協力をお願いすることを内容とする東日本大震災二周年追悼式の
当日における弔意表明について了解をされました。詳細については、内閣府
の準備室にお問い合わせをいただきたいと思います。

  拉致問題の件なんですが、オバマ大統領は具体的にどういった形で安倍首
相の完全解決を目指すということに対して、どういうふうな文言で答えられ
ていたんでしょうか。

答  だから、「理解をする」と。それから、正式に言うと「理解と支持という
ことを改めて表明をした」ということでございます。詳細なすべてのことに
ついては、まだアメリカの関係者の了解がとれていないので、一字一句の文
言はまだ私の手元にきておりませんけれども、概要はそういうことでありま
して、ああいう昼食会、あるいは首脳会談という限られた中で、総理が自分
の任期中に完全に解決するとの決意を表明したというのは非常に大きいこと
だと思います。そして、それに対して理解と支持を改めて得たということは、
注目すべき点だと私は認識しています。

  東日本大震災の二周年の方なんですけれども、弔意表明ということなんで
すが、大臣の御心境として二周年に向けて今どのようなお考えなのか。

答  やはりまだ復興が完全になっているか、そうではないという状況もありま
すし、やはり二周年を迎えて、この惨事でまず犠牲になられた方々に心から
お悔やみの気持ちをお示しするとともに、被害に遭われた方々にもお見舞い
申し上げて、国として全力でこの復興に当たっていく。総理大臣もすべての
閣僚が復興担当大臣になったような気持ちで取り組んでほしいと、この言葉
は非常に重いと思っておりまして、それぞれの職責の中において、この復興
を果たしていく、この決意を新たにする日でもあると、こんなふうに私は解
釈いたしております。