1 日時 平成25年6月11日(火)10:07~10:13
2 場所 警察庁第4会議室
3 概要
問 大臣、昨日、テレビ番組に出演されて、警察庁の方に設けられた特別指導
班を更に今後も体制を見直していく必要があるという御発言をされていまし
たけれども、具体的にはどういうことでしょうか。
答 特別指導班ですね。これは、拉致の疑いが否定できない、いわば特定失踪
者の方々、そして、今回、国土交通省、海上保安庁と共同して、海難事件で
処理された案件についても拉致の疑いがある可能性については、もう一度チ
ェックをしていくと、こういう作業を進めておりますので、そういう中にお
いて、人員も含めてこの組織を充実していく必要があるというふうに判断さ
れれば、速やかにその対応を取っていくということであります。
問 関連ですけれども、昨日のテレビ番組の中では、特別指導班を増やしたい
と考えているとおっしゃっていましたが、実際に増やしていくお考えはある
のですか。
答 正確には今申し上げましたとおり、もう一度再調査をしているわけですか
ら、そのために、そういった組織の強化が必要であるということならば対応
していくと、こういう趣旨で申し上げました。
問 今、指導班のお話が出ましたが、海の方、海保の関係でもそういう考えと
いうのは。
答 海上保安庁が海難事故として処理していますよね。それは、拉致の視点、
これは警察の方がそういう意味での捜査の知見というのがありますので、そ
こで海上保安庁の関係者と警察の関係者が連携をして、再調査をしていく、
チェックをしていくということです。
問 まずは、そういう増やす可能性があるというのは、警察に関してというこ
とですか。
答 そういうことです。
問 少し前の話になるんですけれども、アメリカに行かれる前の国民大集会の
中で、今後、拉致に関して広報のやり方を新たなことを考えているという趣
旨の発言があったんですけれども、それは。
答 近々に発表します。まだ、ちょっとできません。広報戦略の強化は、もう
着々と進めています。準備しています。