１ 日時 平成２５年６月２５日（火）９：４７～９：５６
２ 場所 警察庁第４会議室
３ 概要 今日が国会開会中、最終の閣議でございます。私から特に報告することは
ございませんが、都議会議員選挙はああいう形で勝ちましたけれども、いよ
いよ次は参議院選挙でございます。我々内閣の一員として、しっかりとこの
参議院選挙を見据えて心して取り組んでいきたいと。過日、自民党の副総裁
からもお話があったようですけれども、勝って兜の緒を締めよと、こういう
気持ちが政府においても、与党においても極めて重要だと思っております。
そんな気持ちで私も内閣の一員として取り組んでいきたいと、こんなことを
考えております。
私からは以上です。
問 明日２６日で、第２次安倍政権発足から半年を迎えるんですが、その半年
を迎えて、大臣として評価をお願いします。
答 やはり我々は３年３ヶ月間、野党という厳しい立場にありました。昨年の
選挙で国民から信任をいただいて与党に復帰をしたわけです。したがって、
この３年３ヶ月の間、私たちが反省すべきこと、そして、何をやらなくては
いけないのかと、そういったことをしっかり考えてきて、そして、安倍内閣
において、そのプログラムを着実に、スピーディに実行している。このこと
が結果として国民の皆様からの信頼の回復に繋がっていると思います。しか
し、まだ参議院選挙が終わってこそ初めて名実ともに安定した政権ができま
すので、半年を節目に心を新たに将来に向かって更に努力をしていきたいと、
そんな気持ちです。私個人としてもあっという間の６ヶ月だったという率直
な感じです。
問 拉致問題担当大臣としては、どうでしょうか。
答 拉致問題担当大臣としては、総理があれだけはっきり自分の任期のときに
解決すると、家族と被害者の皆様が抱き合う日が来るまで自分の責任は終わ
らないと、私もそれに呼応して最後の拉致問題担当大臣になるんだと、その
覚悟と決意でやると、これは常に申し上げております。その気持ちでこれか
らも拉致問題の解決に向けてありとあらゆる対策を講じることによって、政
府・与党一体になって、この問題を解決していきたいと、新たな半年を迎え
て、次なるステップとして改めてそういう決意をしております。
問 先ほどの政権半年を受けて、３年３ヶ月の反省すべきこと、それを活かす
という意味だと思いますけれども、具体的に反省すべきこと、どの部分でし
ょうか。
答 たくさんあります。一言でいうと、私はやっぱり野党のときに何が一番い
けなかったというのは、与党で居続けることが目的化してしまったんです。
やはり国民のために何の政策をすべきかという優先順位よりも、むしろ与党
を維持するというのが目的化してしまった。これが国民から厳しい審判を受
けたことですから、だからこそ今日本を取り戻すには、そして、日本の活力
を取り戻すには何をすべきかと、その具体的なものでしっかり私たちは御提
案し、そのスピード感を持って、その実現を図っているということです。
問 都議選に関しては、全員当選で自公、非常に良い結果だったわけですけれ
ども、前回に比べると１１パーセントほど投票率が低い４３．５パーセント
と、非常に投票率が低かったと、その辺の受け止めはいかがでしょうか。
答 そうですね。投票率が低かったというのは、そのとおりでございますので、
それはしっかり私たちが受け止めないといけないと思います。都議会議員選
挙は先週の日曜日で終了いたしましたので、次は参議院選挙でございますか
ら、その辺をしっかり分析しながら、脇を締めて次の参議院選挙に臨むとい
うのが、私たち与党の、議員の責務だと思います。