国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成25年10月15日(火)9:42~9:48

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  いよいよ今日から国会が開会いたします。我々内閣の一員は、しっかり緊
張感を持って、この国会に臨んでまいりたいと改めて心に念じております。

      その他には、まず、昨日からITS世界会議が日本で開会されています。
私もホスト国日本の代表としてオープニングスピーチ、あるいは、ラウンド
テーブル、晩餐会等々出席させていただきましたが、このITSの究極は、
車の自動運転です。それに向けて、現在は事故の防止とか渋滞の緩和、ある
いは、環境にやさしい交通、こういうような取組を各国いたしておりまして、
20年目になりますけれども、今60カ国が参加いたしております。ASE
ANの途上国もどんどん参加の意思を示してきております。こういった技術
が世界レベルで共有されていくということは、交通事故の死亡者を少しでも
減らしていくという視点、あるいは、今申し上げました交通渋滞の緩和等々、
大変大きな社会的効果、あるいは、経済的効果が大きいものがあると思いま
す。日本でも世界最先端IT国家創造宣言の中でも、世界最先端技術のIC
T技術を活用して、ITS、インテリジェント・トランスポート・システム
の高度化をさせて、環境にやさしい経済的な道路交通社会を実現するという
趣旨のことがはっきりと記されております。是非、皆さん方におかれまして
も、お台場、あるいは、ビッグサイトでいろいろな実証実験とか展示をして
おりますので、是非御覧になっていただきたいと思います。

      それからもう一点は、今日は10月15日でございますが、拉致被害者の
方々5人が帰国してからちょうど11年になります。改めて、私ども拉致問
題解決のために取り組んでいる責任者の一人として、一日も早い帰国、拉致
被害者の帰国に向けて引き続き全力で当たってまいりたいと思っております。

      私からは以上であります。