国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成25年11月5日(火)8:57~9:00

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  私の方からは、台風26号に関する激甚災害の指定に係る閣議決定につい
て御報告申し上げます。15日、16日台風26号、大島町に甚大な被害を
もたらしました。また、多くの皆様が犠牲になってしまいました。改めて御
冥福とお見舞いを申し上げるとともに、今日、農地の復旧、そして、中小企
業の助成措置に関わる特別措置を適用する激甚災害、いわゆる局激ですね、
この政令を閣議決定させていただきました。この上は、激甚災害の指定を活
用していただいて、復旧にしっかり取り組んでいただきたいと思いますし、
また、まだ6名の方が行方不明でございますので、関係者におかれましては
行方不明者の捜索を徹底していただいきたいということを改めて申し上げた
いと思います。

      私からは以上であります。

  アントニオ猪木参議院議員が、再び訪朝しました。参議院議員運営委員会
は不許可を決定していまして、異例の強行訪朝ということになっていまして、
野党からも批判が出ています。大臣は、どういうふうに御覧になっています
か。

答  まず、海外の出張というのは、衆議院でも参議院でもそういうルールがあ
りまして、それに基づいて皆さん、国会議員の皆さんはもちろん我々閣僚も
対応しているわけでありまして、これは参議院の議員運営委員会で決定して
いただくことでございますけれども、すべて国会議員にかかわらず社会で活
動されている皆様はルールを守るというのは非常に大切なことですよね。信
頼関係というのがありますから、そう思います。あとは、訪朝されて、テレ
ビでいろいろ報道は聞いておりますけれども、御帰国をされたら会見をする
と言っておられるので、私もどんな会見をするかしっかり見てみたいと思い
ます。

  関連して、対北朝鮮に対して一枚岩で対応するというのが一つの重要なポ
イントだと思うんですけれども、誤ったメッセージが国際的に伝わる可能性
についてはどうでしょうか。

答  政府の方針は、もう揺るぎない方針ですから、それは海外にはしっかり私
たちの考え方、これは安倍総理御自身が首脳と会ったときに常にこの問題を
お話ししていますよね。ですから、我々の政府の考え方は、しっかり伝わっ
ていると思います。

  今おっしゃった、伝わっているというのは、国際社会に対してということ
ですか。

答  国際社会に対してもです。