１ 日時 平成２６年２月１２日（水）８：３２～８：３７
２ 場所 院内閣議室前ぶら下がり
３ 概要 私の方から、拉致問題関係で今日午後５時４０分から、官邸にて拉致問題
対策本部の本部長と副本部長のコア会議を開きます。これは、いずれは本部
の全体会議も開きますけれども、その前に情報の共有と意見の共有というこ
とで開きます。テーマは、まず平成２６年度にいわゆる支援法が１０年の期
限が切れますので、その対応についてどうするか。それから、近々にＣＯＩ
の最終報告が出ますので、これに対してどういうフォローアップをしていく
のかというようなこと等々、北朝鮮問題の情報交換も含めて、まずこの正副
本部長のコア会議を開会いたします。その後、まだ日程は決めておりません
が、本部の会議も開会させていただく予定であります。私からは以上です。
問 家族会の方々と会われるという予定はありますか。
答 そういう御要請もありますので、その日程は考えていますけれども、ただ
今ほとんど朝から晩まで国会におりますので、どうしても日程が調整できな
いと。事務方にはその指示をしております。
問 ＣＯＩの最終報告書が、近々、早ければ月内にも公表される見込みもある
ということなんですけれども、どういった内容のものとか、その後の国連の
動きとか、国連人権理事会の動きとか、期待することというのは。
答 どういう内容になるかは、これ私の方からまだ言うわけにはいきませんの
で、それはちょっとお答えは差し控えさせていただきます。その上で、我々
は日本にＣＯＩのカービー委員長を始めメンバーが来たときにも、総理を始
め担当大臣、そして事務局も精力的に会いました。それから、ジュネーブや
ニューヨークにも出張させまして、私たちの考え方をかなり伝えさせていた
だきましたので、しっかりそれが反映されている内容になることを期待いた
しております。問題は、報告書が出たときが終わりではなくて、そこからま
た新たなステップが始まるということで、いかにして日本として主体的にこ
のＣＯＩ報告書をフォローアップしていくかということが極めて重要であり
ます。そういう認識です。
問 改めてＣＯＩの最終報告書の意義といいますか、これに基づいて日本とし
てどういう。
答 これは国連で人権問題という一般的なことではなくて、北朝鮮の拉致問題、
特に日本が一番その当事者でありますけれども、この問題をしっかりテーマ
として取り上げてもらっているということは極めて大きな意義があると思い
ます。だから、そこの北朝鮮による拉致問題についてしっかり関係諸国と連
携しながら、フォローアップをしていくと、それがこの報告書の出た後、我
々日本が取り組まなければならない一番重要な課題であると、こういう認識
です。
問 一部報道にあったのですが、去年１０月に飯島参与が中国の大連を訪れた
という一部報道があったのですが、大臣は御存じですか。
答 報道のことは承知しています。
問 特に御報告は。
答 特にコメントすることはございません。