国家公安委員会委員長(代理)記者会見要旨

1 日時 平成26年10月2日(木)11:41~11:43

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要   本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。山谷委員長は、国会対応のため欠席です。委員は、全員出席です。議題事項については、「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令案」等について説明があり、原案どおり決定いたしました。その他、警察庁から報告事項について報告がございました。以上です。

問  長官にお尋ねします。御嶽山の噴火災害ですが、47人の方々の死亡が確認されましたけれども、戦後最悪の被害となっております。危険な厳しい環境の中、現在、警察を始め関係機関が捜索を続いている状況ですけれども、この災害の被害状況、それから、これまでの警察の取組、今後の対応についてお願いします。

答  (長官)この度の御嶽山噴火で、現時点で判明しているだけでも47名の方が犠牲になられました。亡くなった方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族に衷心よりお悔やみを申し上げます。御嶽山を管轄する長野、岐阜両県警察は、災害警備本部を設置し、長野県警察は約600人、岐阜県警察は約100人の体制で救出救助、捜索、御遺体の検視等の災害警備活動を実施しているところであります。また、警察庁も非常災害警備本部を設置しております。
 現場は、火山性ガスが発生し、大量の火山灰の堆積により足場が不安定であるなど、厳しい活動環境でありますが、二次災害に留意しつつ、消防、自衛隊等の関係機関と緊密に連携し、迅速な救出救助、捜索活動に全力を尽くしてまいりたいと考えております。