国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成26年10月17日(金)8:45~8:53

2 場所 中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B

3 概要

問 拉致問題の関係で、昨日、議連なり家族会の集会に大臣出席されたと思うのですけれども、今の段階で平壌に行くことに対して反対の声が相次いでいたと思うのですけれども、大臣は「政府としては総合的に判断して」ということをおっしゃっていましたが、家族会を背負われている大臣の立場としては、反対という立場を政府内で表明されるお考えなのでしょうか。

答  反対という立場といいますか、家族会の皆様の慎重な御意見、北朝鮮のペースに巻き込まれて拉致問題の解決、拉致問題最優先というこの最重要課題がむしろ後ろにいってしまうのではないかということを非常に懸念されているというのはもっともだと思います。既に総理や官房長官にもそのことはお伝えしたところでありまして、昨日の状況もお伝えしていきます。慎重な意見の中にも国民大集会では、飯塚代表が「安倍総理の決断ということもこれあり」というような御発言もございまして、政府としては拉致問題の解決最優先という基本を守るべく、総合的に判断していきたいと思っています。

問  靖国神社の話になるのですけれども、今日、秋の例大祭が始まったんですけれども、大臣、これまでは参拝されていると思うのですけれども、閣僚になって初めての機会だと思うのですけれども、今回の例大祭で靖国参拝する考えがあるかどうか教えてください。

答  適切に判断していきたいと思っています。

問  小渕大臣の政治資金収支報告書の不適正な処理が問題になっていますけれども、政治と金というのは以前から言われている問題ですけれども、大臣、今回の件についてはどのようにお考えでしょうか。

答  個別具体のことでありますので、大臣としての答弁というよりは、一般論として、透明性を高めていく、信頼性を持って政治家が活動できるような状況を自ら作るということは大事なことだと思っています。