国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成27年7月3日(金)8:41~8:46

2 場所 官邸3階エントランスホールぶら下がり

3 概要 北朝鮮の特別調査委員会による調査について、北京の大使館ルートで働きかけを行ってきたところでありますが、今般、先方よりすべての日本人に関する包括的調査を誠実に行ってきているが、今しばらく時間がかかる旨の連絡がありました。政府としては、遺憾であります。北朝鮮からの具体的な動きを早期に引き出すべく、対応を強化していく、その旨の御指示が総理から私と岸田外務大臣にございました。今後、日本政府といたしましては、そうした働きかけの結果を見極めつつ、対応を考えていくということでございます。

問  拉致関連ですけれども、当初は1年を目処に回答するというような話もあったわけですけれども、自民党なんかからは制裁の復活を求めるような声とかもありますけれども、今後の政府の対応といったところで、そういったことは検討されていますでしょうか。

答  北朝鮮が一日も早く具体的な動き、救出に、結果につながる動きをする、それを引き出すべく、日本政府としては対応を見極めつつ、不断の検討をしていくということであります。被害者のこと、御家族のことを思いますと一日も早く帰国、救出ということを努めていかなければならないと考えております。

問  今の冒頭でおっしゃった岸田大臣と山谷大臣への総理の指示というのは、確認なんですけれども、場所は閣議か閣僚懇か、どちらで指示があったかということと、指示の内容を教えていただけますか。

答  閣議の後でありますが、北朝鮮からの具体的な動きを早急に引き出すべく、働きかけを強化すると、その旨を私と岸田外務大臣に御指示があったということでございます。

問  先ほどの拉致の関係なんですけれども、北朝鮮側からは、いつ、先ほどの回答があったかということと、調査の中身についてもう少し具体的にお聞かせください。

答  詳細については、この後官房長官からの会見があると思いますので、そちらでお聞きいただければと思います。

問  北朝鮮からの連絡に対して、日本政府としてはどういった回答をしたのかということと、調査報告の延期については、政府として受け入れたという話でよろしいのかというのを教えていただけますか。

答  いろいろなことについては、官房長官から発言があると思います。