国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成29年6月27日(火)10:38~10:50

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   ネットを通じた子供の性被害の防止に向けた、国家公安委員会委員長と文部科学大臣との共同メッセージについて申し上げます。
 ネットを通じた子供の性被害の防止に向けて、本日、文部科学大臣と私から子供たちに向けて共同メッセージを発信いたします。
 このメッセージは、昨今、中高生におけるスマートフォンの保有率や、SNS利用増加を背景に、ネットを通じた性被害が急増していることを受けて、夏休み前の中高生に対し注意を促すために発信するものであります。
 本メッセージに合わせ、中高生に対して、性被害に遭う実際の事例や手口を紹介し、注意喚起を行うためのリーフレットを作成しています。これを、文部科学省と連携して子供たち、保護者、学校関係者等に周知するとともに、非行防止教室等における周知活動で役立てられるよう全国の警察に配布する予定でございます。

問 自民党の豊田真由子衆議院議員が、秘書に暴言を浴びせたり暴行を加えたなどという報道を受けて離党届を提出されました。同じ自民党議員として、こういった議員の言動についてどう思われるかということと、2回生問題とよく言われますけれども、若手議員の教育をどのようにしていくべきとお考えでしょうか。

答 個別具体の話でございまして、私から直接、この案件についてコメントは差し控えさせていただきたいと思います。一方、政治家がいかに国民の信頼を作り上げていくことができるかということについては、党の中でいろいろなシステムがあります。そのうちの一つが派閥というようなグループ、政策集団の中で学ぶ機会をたくさん得ることができるわけでございまして、そういった中で、先輩方からの御指導を得て、自らの政治家としての質を高めていくという努力をそれぞれがしていかなければならないと思います。