国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成29年9月26日(火)11:09~11:25

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   私は、9月20日から9月22日にかけて、フィリピンに出張し、第8回ASEAN+3国際犯罪閣僚会議及び第3回日・ASEAN国際犯罪閣僚会議に出席してまいりました。このうち、日・ASEANの会議においては、ブルネイ代表と共に、共同議長を務めました。
 両閣僚会議では、国際テロ、サイバー犯罪等に関して、活発な意見交換がなされました。私からは、日本政府の取組を説明するとともに、これらの問題に対処するための国際協力を更に強化していく所存である旨述べました。
 今回の訪問の成果も踏まえ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた治安対策等を見据え、ASEAN各国との治安分野における一層の連携強化を図ってまいる所存です。

問 小池知事が新党の希望の党を立ち上げて代表に就任されました。これについての受け止めと、先ほども出ましたが、安倍首相が衆院解散を表明されたことについての大臣としての受け止めはどのようなお考えをお持ちかという二点についてお伺いします。

答 小池知事が発表された政党でありますが、そのことよりも選挙を戦う身とすれば、選挙を戦うということが大きいのですけれども、特に関心がないと言うと冷たすぎるからね、最近は選挙がある度に何か新しい政党ができてきてですね、いろんな政治家が右行ったり左行ったりということを表現が適切かどうか分かりませんけれども、私もずっと20年以上この世界におりまして見てまいりました。多くの国民の皆さんが、その状況に飽き飽きとしているという声も聞いてまいりましたので、ただ、お互いに切磋琢磨して、このことについては自分がしっかりしなければいけないということに結局は思いつくのですね。ですから更に身を引き締める、特に、こういう防災担当、あるいは警察にも責任を持っておりますので、危機管理については万全を期していきたいと、この間であっても。そういう思いを私は新たにしました。これは小池知事がその政党を発表されたこと、あるいは昨日、安倍総理大臣が記者会見を行って、その解散の意味合いを話されましたけれども、これについては結局、思いつくことは私が今お話ししましたように、自分の身を引き締めるということになります。

問 福田峰之議員の自民党離党と、内閣府副大臣辞任について、大臣のお考え、受け止めをお願いします。

答 まず、非常に残念なことだと思います。彼とは2009年に自民党が大敗をしたときから、いろんな意味で助け合ってきました。これは個人的な思いですけれども、そういった意味で残念でありますし、先程もちょっと触れましたけれども、共に防災対応について責任を持つ役職に就いているわけでありますから、そう意味でも残念であります。政治家としての様々な個人の判断はあったとは思いますけれども、私が今申し上げたとおりの気持ちを持っております。なお、一人、福田副大臣という立場が欠けたわけでありますけれども、先程も申し上げましたが、この防災体制には万全を期してまいります。

問 福田さんの離党表明後に、何らかの会話とかやり取りというのはされたのでしょうか。また、今お話あったように福田さんとの接点多かったと思うのですけれども、離党した理由については大臣御自身どのようにお考えですか。

答 理由についてよく聞いておりませんけれども、昨日まず離党される前に連絡がありました。一昨日もありました。

問 どういったやりとりを。

答 離党いたしますと。報告のようなものでありました。神奈川県では県連の会長という立場でもありますので、謝罪もありました。