国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成29年10月3日(火)10:43~10:46

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問 米国のラスベガスで、過去最悪とされる銃乱射事件が起きました。この事件に対する大臣の受け止めをお願いします。

答 大変悲しい話だと思います。10月1日午後10時10分、日本時間の2日午後2時10分頃、米国・ラスベガスの音楽フェスティバル会場で銃乱射事件が発生しました。多数の死傷者が確認されたものと承知しております。
 このような卑劣な行為は断じて許すことができず断固非難するとともに、犠牲者の方々に心から哀悼の意を表し、負傷者の一日も早い御回復を御祈り申し上げます。
 本件の背景等を含めた詳しい状況については、現地当局が捜査中であり、警察においては、関係機関と協力しつつ、情報収集に努めているところであります。
 他方、いわゆるソフトターゲットに対するテロ対策の重要性が改めて明らかとなりましたが、警察では、各国治安情報機関との緊密な連携など、テロ関連情報の収集・分析に努めているほか、公共交通機関や各種イベント会場等の管理者、レンタカー事業者等に対して、講ずべき措置を具体的に要請するなど、国内テロ対策の徹底を図っているところであります。
 引き続き、テロ対策に万全を尽くすよう、警察を指導してまいりたいと思っております。