国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年1月5日(金)11:46~11:48

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   あけましておめでとうございます。昨年はお世話になりまして、ありがとうございました。本年もなにとぞ、よろしくお願いいたします。
 昨年、就任いたしまして、災害の多い年でもありまして、大勢の方々の御冥福を改めてお祈り申し上げるとともに、一人でも多くの方々が、この災害に遭われないように、私たちもしっかりとその命を守るという意味で、防災担当といたしましても警察関係の閣僚といたしましても、しっかりと皆さんと協力をして仕事をしてまいりたいと思っております。
 冒頭ですが、交通事故死者数について御案内と思いますが、昨年の交通事故による死者数は3,694人と、警察庁が保有する昭和23年以降の統計で最少となりました。これは政府のみならず、国民一人一人が交通事故防止に向けて積極的に取り組んだ結果だと考えております。
 しかしながら、いまだ多くの尊い命が交通事故で失われていることに変わりはありません。
 本日の閣議において、私から、喫緊の課題である高齢運転者の交通事故防止対策を始め、第10次交通安全基本計画に基づき、各界各層と連携して、地域の交通実態に即した総合的な交通事故防止対策を強力に推進していくことなどについて発言いたしました。
 1月は日没時刻もまだ早く、薄暮時間帯の交通死亡事故も多発する傾向にあります。また、昨年も飲酒運転を始めとする悪質・危険な行為による悲惨な交通事故が数多く発生いたしました。
 国民の皆さんには、引き続き、運転中はもちろん自転車乗用中や歩行中も交通ルールを遵守し、思いやりの気持ちを持っていただくとともに、早めのライト点灯やハイビームの活用、飲酒運転の根絶、反射材の着用等についても御協力をお願いいたします。
 改めて、本年もよろしくお願いいたします。