国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年4月27日(金)9:17~9:21

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   私は、4月22日(日)から昨日26日(木)にかけて、カナダに出張してまいりました。G7安全担当大臣会合に出席いたしました。
 G7安全担当大臣会合では、テロリストによるインターネットの悪用を防止するための方策、サイバーセキュリティ等に関して、活発な意見交換がなされました。
 私からは、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会等を見据え、外国人戦闘員に関する情報共有の重要性を改めて指摘するとともに、G7各国に対して、国際テロ対策等に関する協力を求めました。
 また、フランスのコロン内務大臣等とバイ会談を行い、個別に意見交換を行いました。
 今回の出張は、我が国のテロ対策等を強化する上で大変有意義な機会であったと思います。本会合の成果も踏まえ、G7を含む国際社会との間で治安分野における一層の連携強化を図ってまいりたいと存じます。

問 あおり運転に絡み、危険性帯有による行政処分が増えているようなのですけれども、分かる範囲で、現状は今どうなっているのでしょうか。また、その状況についての御所見もお伺いします。

答 警察において、一般のドライバーに危険を感じさせる悪質・危険な運転に対しては、様々な手段を講じているところであります。
 道路交通法の規定に基づく、悪質・危険な運転者に対するいわゆる危険性帯有に係る行政処分についても、本年3月末現在、昨年一年間の6件を既に上回る13件の処分を実施しているところであります。
 今後とも、あらゆる法令を適用して厳格に取締りを行うとともに、迅速かつ積極的な行政処分を行うなど総合的な対策を推進してまいるよう、警察を指導してまいりたいと思います。