国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年6月15日(金)9:01~9:04

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   本日の閣議において、犯罪被害者白書が決定されました。
 平成28年4月に閣議決定された第3次犯罪被害者等基本計画に盛り込まれた具体的施策の進捗状況として、犯罪被害給付制度の充実等を紹介しています。
 犯罪被害者等施策は、国、地方公共団体、民間団体等が連携して取り組むべき重要な課題であります。多くの方々に、この白書を手に取っていただき、国民の理解と関心が、より一層深まることを期待しております。
 また、この機会に、この白書でも取り上げられている性犯罪被害相談電話の全国共通電話番号の導入について紹介したいと思いますが、全国の警察本部には、性犯罪の被害に遭われた方のための相談電話がありますが、全国で電話番号がバラバラであったということです。このため、平成29年8月から、共通の短縮ダイヤルとして、♯8103と書いて、これを8でハー、10でト、3、ハートさんという番号を導入いたしました。
 しかしながら、正直なところ、その認知度はまだまだということであります。知っていますか?ということについて、知らないという人が多かったと、私も聞いていましたけれども、ほとんど知らなかったということがありました。
 ハートさん。警察においても、広報・周知に努めてまいりますが、報道の皆さんにも御協力をお願いいたします。
 性犯罪ですから、性的被害を受けていろいろ連絡をする、あるいは相談をするということにもなかなか気を使うところでもあろうかと思いますので、ただ、こういうものがあるということを、ぜひ多くの皆さんに知っていただきたいという思いからお話をさせていただきました。