国家公安委員会委員長(代理)記者会見要旨

1 日時 平成30年6月21日(木)11:25~11:27

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要   本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。小此木国家公安委員会委員長が大阪の地震の御視察で御欠席のため、私が会見を代理いたします。本日は警察庁から、人事案件などについて説明がございまして、原案どおり決定いたしました。その他、警察庁から大阪府北部を震源とする地震に伴う警察措置などについて報告がございました。以上です。

問 長官にお尋ねします。昨年中の山岳遭難、それから水難の状況がまとまったところです。まず、山岳遭難でいうと中高年の方の遭難が目立っている傾向があるかと思います。山岳遭難の状況についての受け止め、取組についてお願いします。

答 (長官)近年、水難については、増減はありますが、ほぼ横ばいである一方で、山岳遭難については増加傾向にあります。明らかな傾向です。
 水難、山岳遭難は、夏に向けて多発しやすい時期にかかってまいります。警察は、都道府県、市町村等の関係機関、関係団体と連携して、これらの防止に向けた注意喚起や広報啓発に努めるとともに、遭難事故がいざ発生した場合には、迅速な捜索・救助活動に努めてまいりたいと考えております。

問 長官にお尋ねします。大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が今週の月曜日に発生しました。この地震についての警察活動の取組について教えてください。

答 (長官)まず被災された方々にお見舞いを申し上げます。また、お亡くなりになられた方々に御冥福、お悔やみを申し上げます。
 警察は、自治体や関係機関と連携しながら、まずは被災情報の収集、そして避難誘導等に当たってきたところであります。
 引き続き、被災地における各種の警察活動に努めるとともに、日頃から災害対策の体制をしっかりと整えるよう、努めてまいりたいと存じます。