国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年7月24日(火)10:57~11:03

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   本日の閣議において、平成30年警察白書を配布いたしました。
 本年の白書では、近年における犯罪情勢の推移と今後の展望と題する特集を組みました。我が国の近年の犯罪情勢の推移を概観し、これまでの犯罪対策や犯罪情勢をめぐる社会的背景のほか、新たに課題となっている治安事象とその対策を紹介し、今後の犯罪対策の方向性について記述しています。
 警察としては、世界一安全な国、日本の実現に向け、犯罪対策をはじめとする各種施策を推進し、国民の安全安心を確保してまいる所存であります。

問 今回の豪雨の関連なのですけれども、報道各社の世論調査で、安倍政権の災害対応を評価しないという意見が、評価するを上回る、そういった結果になっていたと思います。この点、大臣の受け止めをお願いします。

答 今言われた数字が、こう言われると残念であると同時に、しかし謙虚に受け止める必要もあると思います。
 自分の経験でしか物は言えませんけれども、被災地に行きまして、避難所で被災に遭われた方に、どう話しかけようかなというときに、これまでも何回か行きましたときに、失敗したなと自分でも思ってしまったことがありました。元気付けようとしたのだけれども、結果的に被災者が涙を流されるようなこともありましたから、そういう自分の失敗談と言いますか、そういうことも含めて、それが支持率に表れているのかどうかは分かりませんけれども、意外とそういうところを御覧になっているのか、あるいはテレビの報道で判断されている国民の声なのか、これは私自身には分かりませんけれども、そういったことは自分でもいつも気を引き締めながら、ひと声かけることにおいても、あるいは体制においては、しっかりと閣僚会議も重ねながら、本部会議も重ねながら、いろんな方策を安倍総理指示の下、あるいはそれぞれの閣僚のアイデア、防災部局の職員、事務方の皆さんのアイデアを、総力を結集して事に当たってきたと思いますけれども、評価は評価として受け止めるべきであろうかと思います。
 今後も、一人でも多くの方々の不安を取り除くためにも、精一杯力を尽くしてまいりたいと思います。