国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 平成30年11月15日(木)12:03~12:06

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要   本日の国家公安委員会定例会議の状況につきまして申し上げます。警察庁から、犯罪被害者週間中央イベント等の開催などについて報告等がございました。以上でございます。

問 大臣にお願いします。今、お話しされた犯罪被害者週間が25日から始まりますが、この週間の持つ意義と犯罪被害者をめぐる状況について、大臣のお考えをお願いします。

答 (大臣)犯罪被害者週間というのは、期間中の集中的な啓発活動等を通じまして、犯罪の被害に遭われた方々に対する国民の理解を増進することが目的でございます。
 犯罪の被害に遭われた方々が平穏な生活を取り戻すために、国民の理解の上に立った関係機関・団体による途切れのない支援をしていくことが大変重要であると思っております。
 本週間を契機として、今後とも、一層充実した犯罪被害者支援を推進するよう関係機関等との連携を図ることにいたしておりますけれども、こうした取組について、国民の皆様の御理解と御協力をお願いしたいと思っております。

問 長官にお尋ねします。北朝鮮籍と見られる木造船の漂着が、日本海側で今年も非常に多いということです。過去最多のペースという話もありますけれども、この問題の現状、それから警察としての対応についてお聞かせください。

答 (長官)朝鮮半島からと思われます木造船等の漂流・漂着は、昨年と比べて増加しております。
 警察としては、平素から海上保安庁等の関係機関と連携して、日本海沿岸地域のパトロール等の警戒警備、不審者等の早期発見に向けた関係機関や地元自治体等との連絡体制を整える等の諸対策を徹底し、沿岸地域の住民の方々をはじめ、国民の安全・安心の確保に努めてまいりたいと存じます。