国家公安委員会委員長記者会見要旨(警察関連部分のみ)

1 日時 平成30年11月20日(火)9:11~9:17

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問 高齢運転者対策についてお尋ねします。警察庁交通局は、その対策について国民の理解とか高齢運転者の理解が必要であると話しています。その取組は都道府県警察でも十分に進んでいるのかという質問であります。
 例えば、自主返納のサポート窓口である運転免許試験場なのですけれども、保安上の観点から、文字情報でしか情報公開が進んでいません。返納を考える高齢者のためにも、窓口を目に見える形で公開して理解や納得を深めるということが大切ではないでしょうか。

答 運転免許試験場等の運転適性相談窓口、こちらでは高齢運転者やその御家族からの相談を今、受け付けているところでございます。
 ポスターや、あるいはチラシ、それからイラストを活用して、こうした窓口や返納制度の分かりやすい広報に努めているところでございます。
 これは鮫洲と、それから神奈川の運転免許センターですけれども、このような形で、いわゆる案内をしているというような現在の状況でございますし、またですね、このようなチラシを作って、高齢者の皆さん方に返納ということもあるのだということをしっかりお知らせする、自主返納ですね、そういったチラシを作っているところであります。
 引き続き、相談しやすい環境の整備を進めるとともに、運転免許証を自主返納した方への支援施策を含めて、高齢運転者等への情報提供に努めるように、警察を指導してまいりたいと思います。