国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 令和元年12月5日(木)11:26~11:28

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要   本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。警察庁から、分裂した山口組の最近の情勢と対策等についての報告がなされました。私の方からは以上です。

問  大臣にお尋ねします。大臣、冒頭おっしゃった山口組の情勢の関係で、先日、山口組と神戸山口組の対立の中で、山健組の組長が逮捕されるという動きがありました。報道では、両団体について「特定抗争指定暴力団等」に指定するというような話も出ています。この辺についての大臣のお考えと受け止めをお願いします。

答 (大臣)山口組に関連して、刃物、銃器を使用した事件というのが続発しているのは御承知のとおりですが、地域社会に大変な不安を与えているところであります。
 警察におきましては、これらの事件の全容解明に向けた捜査や必要な警戒を行うとともに、御指摘がありましたように、「特定抗争指定暴力団等」の指定も視野に入れて対応しているものと承知をいたしております。
 今後とも、市民生活の安全確保に万全を期してまいりたい、このように考えております。

問  長官にお尋ねします。運転免許証ですが、旧姓併記がこのほどできるようになりました。今回の対応についての意義も含めて、お考えをお願いします。

答 (長官)今月1日から、運転免許証に旧姓を併記することができるようになりました。これは住民票やマイナンバーカードと同様に対応することとしたものです。
 旧姓は、免許証の裏面、裏側に記載を求めていただくこともできますし、免許証の表面、表側に併記されることを希望される方は、免許証の再交付を受けることもできます。
 制度を周知するなどして、円滑な運用に努めてまいりたいと存じます。