国家公安委員会委員長(代理)記者会見要旨

1 日時 令和2年1月30日(木)11:45~11:48

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要   本日の国家公安委員会定例会議の状況につきまして御報告申し上げます。武田委員長が欠席のため、私が会見を代理いたします。国会状況等の案件がございました。以上でございます。

問  長官にお尋ねします。新型コロナウイルスの肺炎が広がっている件ですけれども、指定感染症に指定されて、中国にいらっしゃる日本人の方々の帰国が始まっているところです。この件についての警察の対応についてお願いします。

答 (長官)警察庁におきましては、1月15日に警備第二課長を長とする対策室を設置して対応をとってまいったところ、その後の情勢に鑑み、1月26日には、警備局長を長とする対策本部へ格上げし、更に本日、次長を長とする対策本部へ改組しました。これにより、関連する情報の収集や、厚生労働省その他関係する機関との連携を図っております。
 この度行われました、武漢市からの在留邦人の方々の御帰国に際しても、到着される空港における混乱を防止するため、厚生労働省等と連絡体制を確立し、必要な警戒を行っています。
 引き続き、関係する機関と連携を強めるとともに、混乱等がないように必要な警戒活動を実施してまいりたいと考えております。

問  今の件に関連してですけれども、帰国した方々の滞在、待機の場所として、警察大学校という話が出ていますけれども、この件についてどうなりますでしょうか。

答 (長官)帰国される方々につきましては、先ほど申し上げたように、関係する機関が、警察も含めて連携しながら必要な対応をしていくこととしておりますが、その一環として、警察庁におきましても、帰国される方々を警察大学校に受け入れることについて、内閣官房を始め各方面と調整を行っているところです。