国家公安委員会委員長(代理)記者会見要旨

1 日時 令和2年11月5日(木)12:17~12:19

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。小此木委員長が欠席のため、私が会見を代理いたします。犯罪収益移転危険度調査書の作成・公表等の案件がございました。以上でございます。

問  長官にお尋ねします。インターネット・ホットラインセンターの今年上半期の運用状況がまとまったところですが、違法情報・有害情報と判断された通報件数が大幅に増えています。この状況についての受け止めと今後の取組について、お願いします。

答 (長官)お尋ねのとおり、令和2年上半期の通報件数は合計17万4,351件となっており、前年同期比で6万8,004件の大幅な増加となりました。
 増加の要因は、主に、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列、規制薬物の広告、自殺誘引等情報が増加したことなどによるものと承知しております。
 警察では、こうした違法情報・有害情報への対策として、 全国警察が一体となった効率的な取締りの推進、サイバーパトロールやインターネット・ホットラインセンターからの通報等を通じた実態把握と削除依頼の実施、違法情報・有害情報等の排除に向けた民間事業者の方々との連携等に取り組んでいるところです。
 今後とも、関係する機関等との連携を強化しながら、これらの対策を推進してまいりたいと考えております。