国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和3年1月19日(火)10:50~11:03

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問  昨日から国会が開き、施政方針演説をひな壇で総理の顔を見ながらお聞きになったと思うのですが、何か御所感があればお願いいたします。

答  総理になってから初めての施政方針演説ということで、本人からすれば緊張感もありましたでしょう。コロナ禍での総理交代で、昨年9月からその責任の先頭に立ってきたというところでもあり、様々な現象を捉えて、これから一刻も早くそれを収束し、皆さんの御協力を頂きたいというメッセージが届けられたのではないかと思いますし、閣僚全員がコロナ対策に向かうのだという気持ちで、という話もございましたし、私が所管をする防災、あるいは国土強靱化、あるいは警察についての提出法案のことも触れられました。結束して前進してまいりたいと思います。それぞれの所管法案等、進めなければならないことを進めながら、何よりもコロナの収束に向けて感染防止等コロナ対策を結束して進めてまいりたいと、こういうふうに思いました。

問  大臣とも懇意だった梶山静六さんを引用されてメッセージを発せられたのですが、それについて、いかがですか。

答  私にとって、多分、梶山静六先生の総裁選挙は、2回目か3回目の総裁選挙で、総理にとっては初めてか2回目の総裁選挙だったと思います。梶山先生が内閣官房長官の頃です。その頃からずっと聞いていたことですから、私としては新鮮という言葉で表すよりも、20年以上ですか、常にこのことを大事にしておられるのだなと。そういう話はずっと聞いてきましたし、私自身もお話は知っておりますので、常に大事にしておられるのだなということを感じました。

問  先ほどの施政方針演説に関連して、先ほど大臣の方からもハラハラしながら見ていたということもありましたが、大臣の中でも、もう少しちゃんと言葉を届けるような工夫なり、有権者や国民にちゃんと届いていない、もう少し御説明をちゃんとしてほしいという部分があるのでしょうか。

答  そうではありません。元々が口数多くしゃべる方ではないということと、私もここに初めて立った時、記者会見等でハラハラ、ドキドキしたのですが、初めての施政方針演説という意味でのハラハラ、ドキドキです。話が上手か否かにかかわらず、気持ちというのは届くものだと思いますので、それがどうかということは、私よりも実際に生でお聞きになった、あるいはテレビを通して御覧になった皆さんの判断することであります。足らざるところがあれば、本人も含めて私共が補っていくということが大切であるということを言ったものでございます。もちろん「分からないよ」ということであれば、それは説明しなければいけないと思います。

問  昨日、河野大臣がワクチン担当の大臣ということで総理から任命されました。地方自治体との協力とか、いろいろと他省庁にまたがる課題だと思うのですが、確認という意味で、そのワクチンの接種に関して、何か御所管している分野であったり、大臣として何か御関係されているところはありますか。

答  特に総理や河野担当相から聞いたわけではありませんが、ワクチンはこれから輸入されて、例えば、これは国家公安委員会・警察関係の話になるかもしれませんが、地方自治体等に運搬されるまでの警備態勢といったものが、実際に行うか否かは別として、頭の中ではしっかりと想像をしておかなければならないと思います。