国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和3年2月19日(金)8:42~8:48

2 場所 衆議院本館2階本会議場議員食堂側廊下ぶら下がり

3 概要   本日の閣議において、令和2年中の通信傍受の実施状況等に関する国会報告案を決定しました。同年中の実施事件数は、20事件であり、その結果、152人を逮捕しております。
 平成12年8月に法律が施行されて以降、通信傍受法の適用は、これで175事件となりました。今後とも通信傍受法を適正かつ有効に運用していくよう警察を指導してまいります。
 今月までの数次にわたり、海外の捜査当局から警察庁に対して、Emotetと呼ばれるマルウェアに感染している国内の機器に関する情報が提供されました。
 これを受けて、警察庁では、総務省等と連携して、Emotetに感染している機器の利用者に対して、インターネットプロバイダから注意喚起を行う取組を実施いたします。
 国民の皆様方におかれましては、注意喚起を受けた際に、感染状況の確認やマルウェアの駆除等必要な対応を行うとともに、注意喚起に乗じたメール等による犯罪被害に遭わないように注意するといったことをしていただきたいと思います。
 詳細については、事務方にお尋ねください。

問  東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の新会長として、森さんの後任に、橋本聖子さんが就任されました。大臣の受け止め・期待についてお聞かせください。

答  今まで、近くで一緒に仕事をしてきた仲間の一人です。また、アスリートとしての長年の経験も持たれています。政治家としても責任ある立場で、ここのところずっと働かれておられましたから、そういった経験をしっかりといかして、大会成功に向けて尽力をしていただきたいと思います。私ども警察に関わる者といたしましても、警備の万全であったり、感染症対策も含めて、協力していけたらよいなと思っています。とにかく頑張っていただきたいと思います。