国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和3年4月13日(火)9:27~9:43

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   

問 自民党神奈川県連の会長を務めた梅沢健治さんが一昨日亡くなりました。梅沢さんは大臣の御父様の彦三郎さんの盟友で、大臣御自身も「おやっさん」と呼んだりして、大分懇意にされていたと思うのですが、お悔やみなりあればお聞かせいただきたいのですが。

答 深い悲しみの中におります。亡くなられた日に弔問にまいりましたが、コロナ禍でありましたので、非常に久しぶりの対面となりました。私にとりましては、大切な方でありました。長く会っていなかったため、今でも実感がありません。正に市井の中におられた方で、その中で、人情に関わる機微というものを大切にされて、そこに政治活動の原点があるといったことを教えていただいた方です。まだまだ私は十分にそういったものを引き継げていませんが、改めて、故人を偲び、そういった大切なところを引き継いでまいりたいと、このように思います。心から御冥福をお祈りします。

問 亡くなる前に最後にお会いになったのはいつですか。

答 もう覚えてないくらい、お会いしていません。

問 残念ですね。

答 はい。

問 今朝、福島の汚染水をめぐる関係閣僚会議に、大臣もおそらく警備という業務から参加されていたと思うのですが、福島の関係をめぐっては、震災、地震、そして今回の汚染水処理という、地震があった際の総理の発言から生まれた「三重苦」があります。汚染水処理をめぐっては、地元で根強い反対がある中での決定だと思いますが、内閣の一員として、どういう形で地元の納得、懸念を示している周辺国、震災から続く風評被害に対処していくべきだとお考えでしょうか。

答 総理からは、風評被害対策の努力を閣僚全員でしていきたいという発信がございました。まず、そのことに向けて、私としても、いろいろと更に考えてまいりたいと思いますが、警備も必要でしょうし、やはりいろいろなところで様々な知見を説明をするなり、不安というものはなかなか、人間の内なるものですから、その解消のための努力はする必要があります。その解消ができるかできないかという、なかなか難しいものとは思っていますが、そこに我々一致結束した努力が必要だと思っていますので、その方針の下で進んでいきたいと思います。

問 大臣自身も福島に2月に足を運ばれて実情を御覧になったかと思うのですが、実際、この風評被害の影響を実際お感じになったりしたことはございますでしょうか。

答 その時は地震で行きましたので、コロナ禍の時期だったため、滞在時間がものすごく短かったので、そのことについての話は一切出ませんでした。