国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和3年4月16日(金)8:55~8:58

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   本日の閣議において、坂本内閣府特命担当大臣から令和3年春の全国交通安全運動の終了について発言がありました。
 期間中の4月8日は、昭和43年に警察庁が交通事故の統計を日別で取り始めて以来、初めて交通死亡事故が発生せず、かつ、統計上死者が計上されなかった日となりました。
 これは、政府はもとより、関係機関・団体や国民一人一人が交通事故の防止に向けて取り組んだ一つの成果だと考えております。
 私からは、警察において、引き続き、歩行者の安全確保、自転車の安全利用、歩行者優先の思いやりを持った運転への意識付けなどの交通事故防止対策を推進していくと発言をいたしました。
 また、私から、自動運転技術の実証実験に関し、その手続等を合理化する方針について、報告いたします。
 自動運転技術は、将来の交通事故の削減や渋滞の緩和等に有効な技術として期待されています。
 警察では、自動運転技術の進展・導入に向け、関係省庁等と連携して積極的に検討を進めてきており、実証実験が安全かつ円滑に実施できるよう、道路使用許可等の制度の活用を通じて支援してまいりました。
 道路使用許可等については、これまで、事業者からの要望を踏まえ、規制改革推進会議のワーキンググループや、河野大臣直轄チームとも協議をしてまいりました。
 その結果、安全性を確認するための手続を合理化して、一部の審査を省略可能とすることなど、新たな取組を開始することといたしました。
 詳細は事務方に尋ねていただきたいと思いますが、警察としても、自動運転の安全性、これには一層万全を期すとともに、一層の合理化を図ることで、自動運転移動サービスの事業化に向けた取組が更に加速することを期待しております。

問   来週、靖国神社の春の例大祭があると思うのですが、参拝の意向があれば教えてください。

答  ありません。

問  今のことに関連してですが、参拝しない場合でも、お供え物の真榊を奉納することはありますでしょうか。

答  ありません。

問  予定はないですか。

答  ありません。