国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 令和3年5月27日(木)11:40~11:42

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要   本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。案件については、新型コロナウイルス感染症への対応等がございました。私からは以上です。

問  大臣にお尋ねします。新型コロナの関係ですが、ワクチン接種が各地で行われている中、いわゆるワクチン詐欺、ワクチンに絡んだ詐欺が懸念されているところです。ワクチン詐欺の現状、それから、被害防止を含めた対応としてどのように取り組んでいくか、お考えをお願いします。

答 (大臣)新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関連して、保健所職員や市役所職員を名乗る者がおり、この者たちから「高齢者を対象にワクチン接種ができます。それには一時金が必要です。」とか、「コロナの注射は終わりましたか。お金を払えばすぐに接種できます。」ということを言いながら現金を要求する電話があったとの相談が、多くの都道府県警に寄せられております。
 ワクチンは無料で接種することができます。このことは改めて申し上げておきます。また、予約はインターネット、電話等で受け付けていますが、予約金は必要ありません。警察においては、自治体・民間団体等と連携して、ワクチン接種に絡めてお金をだまし取ろうとする電話の手口やワクチンの接種は無料であることなどをウェブサイトに掲載したり、広報チラシを配布するなどして、広報啓発活動を強化しており、引き続き、その被害防止に向けて各種対策を進めてまいります。よろしくお願いいたします。