国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和3年12月3日(金)11:01~11:05

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問   野党第一党の立憲民主党の代表に、大臣と同じ京都選出の泉健太さんがなられました。それに関しての受け止めと、6日から臨時国会が始まるわけですが、新しく枝野さんから泉体制に代わった野党第一党の立憲民主党に対して、どのような論戦を望まれるのか、内閣の一員としてよろしくお願いします。

答  まず、同じ京都選出の泉さんが野党第一党の党首となられたことを心よりお喜び申し上げたいと思います。個人的に非常に親しいという関係ではないですが、非常に明るい、さっぱりした人なので、新しい立憲民主党の代表として期待されるのではないかと思っております。
 ただ、先の衆議院選挙におきましてもよく言われているように、共産党との共闘ということで、なかなか、今後、これからの共産党との共闘の在り方について、進めていくことは大変困難があるのではないかと思います。特に、この京都においても、先だっては、もちろん泉さんの選挙区、山井さんの選挙区では共産党が対立候補を立てなかったということで、一応立憲民主党と共産党との共闘はうまくいったという、そのような事例がございますが、更に来年は京都府知事選挙、そしてまた次に京都市長選挙があり、いつも共産党は単独の候補者を立ててくるということでございますので、野党第一党の党首であり、国政政党の党首でありますが、なかなか地方の政治においては、地元の最高責任者として、共産党との共闘については、かなり難しい局面が予想されるのではないかと思っております。
 さらに、私は、大臣という立場を離れて、個人的には、健全な野党の存在は、与党においても是非とも必要な存在でありますから、非常に建設的な質問がどしどしとされるということを期待しております。