国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和3年12月28日(火)11:12~11:17

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   

問  23日に交通局から発表がありました、多様な交通主体に関する交通ルールの報告書についてお尋ねいたします。大臣就任時に、新しいモビリティについて、お尋ねしましたところ、その時は、まだ分からないということでしたが、報告書を御覧になっての御所見をお願いしたいと思います。また、一方で、歩道は歩行者だけという考え方が根強いですが、そこはしっかり、押さえられたものだったのでしょうか。

答  新しいモビリティは、スピードによって3種類に分けられております。お尋ねの障がいのある方や高齢者も、そういうものを交通の移動に利用するということは当然でございます。高齢者の方の、あるいは障がい者の方のモビリティは、三輪車の形で、より安全な形になっているわけでございます。歩道を走ることができます。スピードも最高で6㎞/hまでしか出ません。路側帯も走らせることができるようになっております。
 そういう新しいモビリティについては、高齢者や障がい者の方のものだけでなく、全てのものについて言えることですが、多様な移動手段が必要である一方、交通安全と言いますか、事故が起きては何にもならないということで、各地域の実情に応じた、きめ細かい使用の在り方というものを検討しなくてはならないと私からは言っているわけでございまして、これからも、交通安全の視点を忘れずに、一方で普及、一方で交通安全対策を進めていきたいと思います。