国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 令和4年7月14日(木)11:44~11:47

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。案件につきましては、「道路交通法施行規則及び自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律の施行に伴う道路交通法施行規則の規定の読替えに関する内閣府令の一部を改正する内閣府令案」に対する意見の募集などがございました。私からは以上でございます。

問  大臣にお尋ねします。安倍元総理の銃撃事件の関係ですが、一昨日、臨時国家公安委員会を開きまして、警察庁がチームを立ち上げて検証していくということが報告されたところです。本日の国家公安委員会でも、この関係の報告があったのではないかと思いますが、本日、どういった報告が警察庁からなされ、国家公安委員会においてどういった議論があったのか、お聞かせいただけますか。

答 (大臣)今日もそれに関する活発な議論がございました。その中で、警察庁では、今回の警護警備を検証するため、「検証・見直しチーム」を奈良県警察に派遣し、警備に従事した警察官からのヒアリング等を実施することとしております。
 本日は、その派遣の予定、確認のポイント等について報告を受けました。  国家公安委員会といたしましては、警護警備の強化に向けた見直しにつながるよう、しっかりとした検証を行うように指示したところでございます。

問  今の県警への派遣・ヒアリングですが、どういったスケジュール、具体的にはいつ頃からでしょうか。

答 (長官)私の方から御説明いたしますが、本日から1週間を目処に現地の方に派遣をさせていただき、先ほど大臣からありましたとおり、従事した警察官からのヒアリングを含めて、様々な事実関係の把握に努めてまいるということでございます。
 確認のポイントとしましては、警護員等の具体的な配置であるとか、役割分担と任務付与がどうであったのかとか、緊急事態発生時の措置要領についてどうであったか、ということについて、事実関係をしっかりと把握してまいり、検証の基礎とさせていただくということでございます。あわせて、この結果については、後日、国家公安委員会にも御報告をさせていただいた上、また御議論いただくということを考えております。

問  警視庁については、警護員1人が現場に行きました。警視庁に対する同様のヒアリング等というのは、今は具体的にお考えですか。

答 (長官)必要に応じてやらせていただくことになろうかと思います。