国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 令和4年8月18日(木)13:26~13:30

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。案件については、警護警備に関する検証・見直しなどがございました。以上です。

問  大臣にお尋ねします。今ほどありました警護警備の検証・見直しの関係ですが、大臣御就任後の12日、16日、本日と3回開催されているわけですが、大臣御就任後の公安委員会で、この件で警察庁からどういった報告がなされているのか、公安委員会でどういった議論がされているのかを、今後の見通しを含めましてお聞かせください。

(大臣)就任以降、この国家公安委員会を御指摘のように3回、二之湯大臣の時は6回でございましたから、合わせて9回の国家公安委員会を累次開催し、警察庁から検証・見直しの状況等について報告を受け、各委員のそれぞれの立場から、大変活発に議論を行っているところであります。こんなにも活発な議論が行われているのかと、今の課題と言いますか、項目の重要さにもよりますが、正直な話、私も本当にびっくりしたところであります。
 その中身でございますが、現在のところ、警護対象者に対して被疑者の接近を許したということに焦点を置きまして、警護上の想定される危険に対する評価、あるいは、警護計画の策定、現場における警護の実施、また、警察庁の関与の在り方等について、幅広く検証・見直しを進めているところであります。
 議論を更に深めると言いますか、より高めるため、来週23日火曜日にも国家公安委員会を臨時に開催することとしたところであります。
 今月中に一定の結論を得て、警護の強化に向けた見直しを図るべく、警察を指導してまいりたいと思います。