国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和4年9月2日(金)10:47~10:56

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要   「旧統一教会」問題関係省庁連絡会議における「相談集中強化期間」について申し上げます。
 来週9月5日月曜日から30日金曜日までの約1か月間を、「『旧統一教会』問題・相談集中強化期間」として、関係省庁が連携して相談対応を行うこととなりました。
 具体的には、関係省庁が連携し、この集中強化期間中、フリーダイヤルによる「合同電話相談窓口」を設置して、「旧統一教会」問題につき、全国各地の方々から幅広く相談を受け付け、即時連携できる態勢を取ります。
 また、同期間中、警察相談専用電話、消費者ホットライン、法テラス・サポートダイヤル等の既存の相談窓口においても、相互の連携を強化して相談対応を行います。
 警察におきましては、これまでも関連する相談対応等に取り組んできたものと承知しておりますが、関係省庁と一体となって、この度の集中強化期間により適切に取り組むよう、警察庁を指導してまいります。
 なお、報道関係者の皆様におかれましても、この取組の周知・広報への御協力を願えれば大変ありがたいと思います。

問   昨日、大阪府警の福島署で、拘留中の殺人事件の被疑者が自殺するという事案が発生しました。現状で大阪府警の方で調査されていると思いますが、現状で把握されている状況と、警察を所管する国家公安委員長としてどのように受け止めていらっしゃるか、伺えればと思います。

答  大阪府福島警察署の留置施設内において、男性被留置者1名が、自殺を企図し、病院に搬送されたものの死亡したという事実は報告を受けているところであります。
 被留置者の死亡に至った経緯等、事実関係については、大阪府警察本部において、今後、詳細な調査が進められるものと承知しております。
 いずれにいたしましても、被留置者の死亡事案が生じたことは、誠に遺憾であると考えているところであります。今後とも、被留置者の自殺防止等、留置施設内での事故防止につき、管理業務の徹底を図るよう、引き続き警察庁を指導してまいりたいと考えております。