国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和5年1月6日(金)10:54~11:01

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要  昨年の交通事故による死者数は、2,610人で、前年比26人、1.0%減少し、警察庁が保有する昭和23年からの統計で、6年連続で最少を更新しました。
 これは、政府をはじめ、関係機関・団体や国民一人一人が交通事故の防止に向け、積極的に取り組んできた結果だと考えております。
 しかしながら、今なお多くの尊い命が交通事故で失われていることに変わりはなく、こどもが犠牲となる痛ましい交通事故や、飲酒運転等の悪質・危険な運転による交通事故も後を絶ちません。
 このような交通情勢を踏まえ、本日の閣議において、私からは、第11次交通安全基本計画に基づき、各界各層と連携しながら、こどもや高齢者をはじめとする歩行者の安全の確保、自転車の交通ルール遵守の徹底 、飲酒運転等の悪質・危険な交通違反の取締り等の多角的な取組を効果的かつ強力に推進していくことを発言いたしました。
 安全で快適な交通社会を実現するため、国民の皆様にはより一層交通安全に留意していただくようお願いいたしたいと思っております。

問   新年に当たって大臣の所感をお伺いいたします。特にこの1年で力を入れたいことなどがございましたら教えていただますでしょうか。

答  国家公安委員長としては、何と言っても5月にG7サミットがあります。それを成功させる、大過なく終えるということが、何よりの国家公安委員長としての仕事だと思っております。
 昨年7月8日の安倍元総理の襲撃事件を機に、苦い反省を込めた新たな警護要則を設けたところでありますし、しっかりそれらが身に付いたものになるように頑張らなければならないと思っております。