国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和5年9月19日(火)10:47~10:52

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要  本日の閣議において、加藤内閣府特命担当大臣から令和5年秋の全国交通安全運動の実施について御発言がありました。
 これに関連をいたしまして、私の方から、警察においては、各自治体や関係機関・団体と連携をし、夕暮れ時の早めのライト点灯やハイビームの活用、歩行者の反射材の着用、自転車等のヘルメット着用と交通ルールの遵守を促していくほか、飲酒運転の根絶等に取り組んでいくことを発言いたしました。
 本年の交通事故死者数は、対前年比で増加をしているほか、例年はこの時期から年末にかけて交通死亡事故が増加する傾向にありますので、広報啓発や交通指導取締りに力を入れてまいりたいと考えております。

問   東京電力福島第一原発による帰還困難区域の福島県にある特定復興再生拠点の建物解体工事現場で、放射性物質に汚染された可能性のある廃棄物から鉄くずなどの金属類が複数の作業員に無断で持ち出されて、売却されていることが明らかになりました。発注者である環境省は「元請け業者が警察に報告し、警察の動向も踏まえつつ対応を検討中」としていますが、現在の警察の対応状況をお答えください。

答  只今お尋ねをいただいた件につきましては、福島県警が、請負業者の方々から色々な事情聴取をしていると承知をいたしております。また、必要な対応を行っていると伺っております。
 今後、福島県警が、法と証拠に基づき、この案件について適切に対応されるものと考えております。