国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和6年2月16日(金)17:39~17:45

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要

問   昨年7月、モータで自走する車両でも無免許で特定小型原付として運転できるようになりました。今年は7月からは、ライドシェア関連で、二種免許不要で営業運転もできるようになります。一方、自転車では反則金制度が導入されます。何十年と変わらない交通ルールが目まぐるしく変わることについて、国民はうまく対応できているとお考えでしょうか。大臣のご所見をお願いいたいます。

答  まず自転車については、近年、対歩行者の事故が極めて増加傾向でございます。こうしたものをやはり放っておくわけにはまいりませんし、色々な形での検討が必要だろうと思っております。
 また、自動運転の実施やモビリティーの実用化は、国民生活の利便性を高めるものであるとともに、我が国の経済成長に資するものと期待をされておりますが、一方、その社会実装に当たっては、新しいものであるだけに、交通の安全と調和を図ることが極めて重要であると認識をいたしております。
 無人自動運転移動サービスの実現に関しては都道府県公安委員会による許可制度を、また、自動配送ロボットの実用化に関しては都道府県公安委員会への届出制度をそれぞれ創設し、安全対策が的確に行われるよう措置したものでございます。
 関係機関、団体と連携しながら、円滑にこれらの制度が運用されるよう、警察をしっかり指導してまいりたいと考えております。