国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和6年3月15日(金)8:56~8:59

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要  おはようございます。本日は国家公安委員長として、冒頭ご報告を申し上げます。被災地の安心・安全を確保するため、また、避難された方々の不安解消を更に図るために、避難所や被災地の街頭へ防犯カメラの設置を順次進めておりました。12日をもって、1,006台の設置を完了いたしました。
 引き続き、不安解消を図るため、パトロール等の防犯対策を推進するとともに、災害に便乗した犯罪の捜査を更に徹底するよう、警察を指導してまいりたいと思っております。私からは以上です。

問   冒頭ご発言ありました被災地の防犯カメラについてお伺いします。約1,000台の設置を完了したということですが、大臣は被災地における防犯カメラの効果についてどのようにお考えでしょうか。

答  まず防犯カメラの設置でございますが、今回の能登地震に関しては、高齢者の方も多いということで、一つの目的として、二次避難をしていただいております。こういった方々が安心して避難ができるようにということもあり、警察の方でカメラの設置を進めてきたわけでございますが、現実付けた時に、被災者の方々から、防犯カメラが付き、ありがたいとか、それから、防犯カメラが付いて非常に安心している、ありがとうというような言葉をいただいたと現場で設置をした方々から報告を受けているところでございます。
 やはり安心を与えることができましたし、2月、3月に大きく犯罪が増えることなく、一定の犯罪抑止効果はあったものと感じております。ただ一概に比較ができる数値はございませんので、そういうふうに捉えているところでございます。
 引き続き、現場の声をよく聞きながら、効果的な運用に努めるよう、警察を指導してまいりたいと考えております。