国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)

1 日時 令和7年5月30日(金)8:37~8:43

2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B

3 概要  

 

問   警察に関する質問なのですが、大川原化工機という化学機械メーカーを巡る民事訴訟で、一昨日なのですけれども、東京高裁が警視庁と検察の捜査を違法と認定する判決を出されました。判決について、国家公安委員長の受け止めと、警察として今後、どう対応するかお考えをお願いいたします。また、事案の検証を望む声もあり、原告らは謝罪も求めていらっしゃいます。これについても大臣のお考えをお願いできればと思います。

答  お尋ねの件につきましては、警視庁による捜査について、厳しい内容の判決が言い渡されたものと認識しております。
 今後につきましては、警視庁において、判決内容を精査した上で対応を検討するものと承知しております。
 その上で申し上げれば、警視庁においては、本件に関し、結果として公訴が取消しとなったことを真摯に受け止め、今回の件を契機として、部内の教養等を強化しているものと承知しております。
 警察庁としても、同様の認識の下、都道府県警察に対する指導を強化しているところであり、国家公安委員会委員長としても、引き続き、警察を指導してまいりたいと思います。