国家公安委員会委員長記者会見要旨

1 日時 令和7年10月9日(木)11:10~11:13

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。案件につきましては、警察庁サイバー・デジタル部門における技官採用候補者の内定についてなどがございました。以上です。

 

問  大臣にお尋ねします。ただ今大臣からございました、サイバー・デジタル部門に特化した技官職員の採用、今回初めて、来年度からということで、今回の採用のねらい、採用の状況、それから、警察においてもこうした分野の人材確保が大きな課題になっているわけですけれども、どういう働きを期待するかも含めまして、お考えをお願いします。

答 (大臣)サイバー空間の脅威や警察業務のデジタル化といった喫緊の課題があるわけでありますが、これらに的確に対処していくためには、当然、それらを担う人材の確保・育成が重要でございます。
 そこで、警察庁では、本年新たな取組として、御指摘のように、これまでの管区単位での国家公務員一般職技官の採用に加えて、警察庁の本庁でサイバー・デジタル部門の各分野の業務を専門的に担う技官の採用選考を実施いたしました。結果として、来年4月に、サイバー部門において2人、デジタル部門において5人を、それぞれ採用することとしたとの報告を受けております。
 いずれも、自らの技術力をもって日本の安全や安心に貢献をしたいと、高い志を有した優秀な者であるとの報告を受けております。今後、警察庁のサイバー・デジタル各部門の専門職員として、重大サイバー事案や情報システムの最適化事業等、困難な課題に主体的に取り組んでいくことを期待しております。
 今後とも、警察庁の業務の魅力を積極的に発信するなどにより、継続的に優秀な人材の確保に努め、サイバー空間の脅威や警察業務のデジタル化に適切に対応していくよう、警察を指導してまいりたいと思っております。