国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)
1 日時 令和8年1月9日(金)9:30~9:38
2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B
3 概要 昨年の交通事故による死者数は、2,547人となっており、前年比116人の減少でございます。これは統計が残る昭和23年以降で、最少となってございます。
またこれは、政府を始め、関係機関・団体や国民の皆様お一人お一人が交通事故の防止に向け、積極的に取り組んできた結果だと言えると思います。
しかしながら、今もなお多くの尊い命が交通事故で失われていることには変わりなく、また、第11次交通安全基本計画において掲げられた、令和7年までの死者数を2,000人以下に抑えるという目標については、残念ながら、達成することができませんでした。
このような交通事故情勢を踏まえ、本日の閣議において、私の方から、新たに策定される第12次交通安全基本計画に基づき、関係機関・団体と連携しながら、まず、こども、高齢者を始めとする歩行者の安全の確保、さらには、本年4月から交通反則通告制度が導入される自転車の交通ルール遵守のための交通安全教育の充実、そして、飲酒運転や「ながらスマホ」等の悪質・危険な交通違反の取締り等の多角的な取組を、効果的かつ強力に推進していくことを発言させていただきました。
我が国の交通事故死者の約半数は歩行中と自転車乗用中の方々でございます。ドライバーは、歩行者の優先の徹底や自転車の走行状況に注意し、また、歩行者や自転車利用者は、夜間でも目立つよう反射材を着用し、交通ルールを遵守するなど、それぞれが、交通安全のための行動を実践するよう、ぜひお願いをしたいと思います。
続いて、警察では、明日でございますけれども、1月10日を「110番の日」と設定してございます。
110番通報でございますけれども、事件、事故等の発生時の迅速な初動対応に大きな役割を果たしているところでございますが、国民の皆様方には、事件や事故の場合は躊躇することなく110番通報をしていただく一方で、ぜひともでございますが、急を要しない相談等は、「#9110番」等の各種相談電話を御利用いただくなど、緊急の対応が真に必要な場合に警察が迅速・的確に対応することができるよう、110番通報の適切な利用に御協力をぜひ賜りたいと思っております。
また、より迅速かつ的確に110番通報に対応するためでございますけれども、スマートフォン、こうしたデバイス等を用いて、通報者が現場の映像等を警察に送信することができる「110番映像通報システム」を運用していることから、引き続き、通報時の同システムの使用にも御協力をいただきたいと思っております。