国家公安委員会委員長記者会見要旨
1 日時 令和8年1月15日(木)10:50~10:53
2 場所 警察庁第4会議室
3 概要 本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。案件についてでございますけれども、人事案件についてなどがございました。以上でございます。
問 大臣にお尋ねします。今週末から、全国で大学入試共通テストが始まるところです。いわゆる受験シーズンをねらった痴漢というのが問題ですけれども、このシーズンを迎えまして、痴漢対策にどう警察として取り組むか、国民の皆様への呼び掛けも含めまして、大臣のお考えをお願いします。
答 (大臣)まさに今おっしゃるとおり、大変問題であるということが明らかでございますけれども、痴漢はまさに被害者の尊厳を踏みにじる、極めて卑劣な犯罪でございます。決して許すことがあってはならないという認識でございます。
近年、SNSにおいて、速やかに受験会場に向かいたい受験生の弱みにつけ込んで、痴漢をあおる悪質な投稿も見受けられるところでございます。警察では、受験期における痴漢被害を防止するために、毎年、強力な体制を構築し、警戒・取締りにあたっているところでございます。
本年についてでございますけれども、今し方お話ありました、今週末の大学入学共通テストの実施に伴って、全国で警察官を約4,600人動員し、列車内、また、駅構内を中心に警戒・取締りにあたるほか、各都道府県内において同一日に実施される公立高校の入学者選抜等においても、同様に警戒・取締りを実施いたします。受験生の皆様が安心して受験会場に向かい、これまで頑張ってきた成果を十分発揮できるよう、私自身も警察をしっかり指導してまいりたいと思っております。
受験生の皆様についてでございますけれども、万が一被害等に遭われてしまった場合には、決して泣き寝入りすることなく警察を頼っていただきたい。もちろん警察では、受験の機会の確保、これがいの一番であり、必要に応じて事後に聴取を行う対応をとることとしているほかに、大学入学共通テストにおいては、追試験への申請等が可能と承知しておりますので、警察からも必要に応じて受験会場等への連絡を行うなど、受験生の事情に最大限の配慮した柔軟な対応を行うこととしております。
あわせて、国民の皆様におかれましても、痴漢を受けている被害者を見かけた場合には、被害者の安全確保に御協力いただくとともに、警察への通報をぜひともお願いしたいと思っております。