国家公安委員会委員長記者会見要旨
1 日時 令和8年2月19日(木)11:10~11:14
2 場所 警察庁第4会議室
3 概要 本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。案件についてでございますけれども、旧警備業法違憲国賠訴訟の概要等についてなどがございました。以上でございます。
問 大臣にお尋ねします。昨日、警備業法の欠格事由によって職を失った方が国を訴えた裁判についての最高裁判決が言い渡されました。これについての受け止めをお伺いできますでしょうか。
答 (大臣)昨日の判決の大臣としての受け止めということでございますけれども、昨日、最高裁判所が原判決、これは控訴審判決でございますけれども、これを破棄した上で、立法の不作為は国家賠償法上の違法ではないものの、被保佐人を警備員の欠格事由として定めた、令和元年改正前の旧警備業法の規定は違憲であるとの判決を言い渡したものと承知しております。
私としても、今回の最高裁判所の判決を厳粛に受け止めているところでございます。
問 長官にお尋ねします。神奈川県警の第二交通機動隊の小隊ですが、不適正な違反の取締り、それから、実況見分調書の改ざんが行われていたことが分かりました。交通違反取締りに対する信頼性に関わるような問題かと思いますけれども、今回の問題の長官としての受け止め、それから、警察としての対応についてお考えをお願いします。
答 (長官)この神奈川県警察第二交通機動隊による不適正な取締りに関する報道が出ておりますけれども、これに関しましては、2月17日の神奈川県議会におきまして、神奈川県警察本部長が、本件事案について、県民の皆様に御迷惑・御心配をおかけしていることをお詫びするとともに、現在、捜査・調査を進めているところであり、できるだけ早期に事案の詳細について公表するという旨の答弁を行ったものと承知しております。
一般論として申し上げますと、交通の安全を確保する上では、悪質性・危険性の高い違反行為等に重点を置いて、交通事故抑止に資する取締りを行う必要があると考えておりますが、その前提として、取締り自体が適正に行われなければならないということは当然のことであると認識いたしております。
この神奈川県警察第二交通機動隊の事案につきましては、警察庁といたしましても、交通違反取締りに対する国民の信頼を損ないかねない重大な事案であると認識しており、神奈川県警察に対しまして、必要な指導を行ってきたところであります。
警察活動は国民の信頼の上に成り立つものであり、警察庁といたしましては、神奈川県警察において捜査・調査の結果を迅速に公表し、再発防止策を講ずるよう、引き続き、指導を行うとともに、全国警察に対しましても、神奈川県警察の事案における問題点等を踏まえ、必要な指導を行ってまいりたいと考えております。