国家公安委員会委員長記者会見要旨(関連部分のみ)
1 日時 令和8年3月31日(火)9:40~9:46
2 場所 中央合同庁舎8号館5階共用会議室B
3 概要 本日、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律及び道路交通法の一部を改正する法律案が閣議決定されました。
本法律案でございますけれども、悪質・危険な交通事犯について、より厳正・的確な処罰を可能とするため、危険運転致死傷罪について、飲酒類型の構成要件を明確化するための数値基準を設けることなどを内容としており、道路交通法において規定されている酒酔い運転の罪についても危険運転致死傷罪と同様の数値基準を設けるものでございます。
警察では、これまでも飲酒運転を含む悪質・危険な違反を伴う死傷事故が発生した場合には、より罰則の重い危険運転致死傷罪の適用を見据えた捜査を積極的に行っていると認識しております。本法案成立後も引き続き適正かつ緻密な捜査を推進するとともに、飲酒運転根絶に向けた取組を更に強化するよう、警察を指導してまいります。
問 先日の北海道砂川市での猟銃許可取消訴訟について伺います。最高裁判決の受け止めと今後の施策への影響、猟友会に広がっていた萎縮への対応等について、大臣のお考えを教えてください。
答 受け止め、影響、対応と、お尋ねの件でございますけれども、平成31年に北海道公安委員会が猟銃の所持許可を取り消した行政処分に係る訴訟でございます。3月27日、最高裁判所において、当該行政処分は違法とする判断が言い渡されたものと承知しております。
この件についてでございますけれども、北海道公安委員会において、今回の最高裁判決を重く受け止めて、今後、判決を踏まえた対応がなされるものと承知しております。
先日、私も出席した関係閣僚会議において「クマ被害対策ロードマップ」が取りまとめられたところでございますけれども、御指摘の最高裁判決以前から、警察においても、緊急銃猟の実施主体である市町村等と緊密に連携して、熊の出没時の安全確保等を行ってきており、今後も当該取組を推進することとしております。
あわせて、環境省による緊急銃猟の実施事例の共有や緊急銃猟ガイドラインの改定等にも協力しているところでもあり、引き続き、ハンター等が不安なく有害鳥獣駆除を行うことができるよう、関係機関と適切に連携して対応するよう警察を指導してまいりたいと思っております。